弥生賞で重賞2勝目を狙うシンエンペラー(撮影:下野雄規)

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 3月3日(日)は中山・阪神・小倉の3場開催。3日の天気は中山が晴れ、阪神が晴れのち曇り、小倉が晴れのち曇りの予報となっている。

■弥生賞でシンエンペラーが重賞2勝目を狙う
 中山11Rは芝2000mの弥生賞(GII)。シンエンペラーは京都2歳Sを制し、続くホープフルSでも2着に入った。凱旋門賞馬ソットサスの全弟という良血馬で、成長力も期待できる。ここを制してクラシックへ向かいたいところ。対するは中山芝2000mで無傷2連勝中のトロヴァトーレ、新馬・アイビーSと無傷2連勝中のダノンエアズロック、同じく無傷2連勝中のファビュラススターなど。

■大阪城Sでピンハイが久々の勝利を挙げるか
 阪神11Rは芝1800mの大阪城S(L)。ピンハイは当コースで3勝クラスを圧勝。近2走は大崩れなく上位争いに持ち込んでいて、ここは久々の勝利が期待される。対するは休み明けも実績断然のステラヴェローチェ、阪神で重賞勝ちのあるグリューネグリーンなど。

■総武Sでサーマルソアリングが4連勝を狙う
 中山10Rはダート1800mの総武S(OP)。サーマルソアリングは1勝クラスから前走の3勝クラス・トルマリンSまで3連勝中。好位から押し切る安定した取り口で、ここも勝ち負けに持ち込むか。対するは長欠明けを叩かれたデリカダ、初ダートの前走が好内容のキングストンボーイなど。

■戎橋Sで現級2連続2着のレベレンシアが決めるか
 阪神10Rは芝1400mの戎橋S(3勝)。レベレンシアは現級で2戦連続2着。ここも得意の1400mで、勝ってオープン入りなるか。対するは前走4着から巻き返しを期すレイベリング、阪神コースが得意なスーサンアッシャーなど。

■アルメリア賞でギャンブルルームが巻き返す
 阪神8Rは芝1800mのアルメリア賞(3歳・1勝)。ギャンブルルームは前走大敗も、新馬戦を圧勝し、札幌2歳Sで3着。新馬戦を勝ったコースで巻き返しが期待される。対するは前走大敗も素質高いナイトスラッガー、勝ち切れないが堅実に走るヒヒーンなど。

■調教師7名が引退
 5日をもって、7名の調教師が引退。本日が最後のJRA開催日となる。各管理馬の主な出走予定は以下の通り。

小桧山悟調教師
中山8Rのタケルジャックなど中山で2頭。

高橋裕調教師
中山12Rのニーナブランドなど、中山で6頭。

中野栄治調教師
阪神11Rのフォワードアゲンなど阪神で1頭、中山で5頭。

飯田雄三調教師
土曜日で管理馬の出走は終了。小倉で引退式が行われた。

加用正調教師
小倉6Rのブラックドレスなど小倉で2頭、中山で1頭、阪神で1頭。

松永昌博調教師
小倉12Rのウイニンググレイスなど小倉で3頭、阪神で2頭。

安田隆行調教師
中山12Rのフェズカズマなど中山で1頭、阪神で4頭、小倉で8頭。

■萩原清調教師のバースデー
 本日は萩原清調教師の65歳のバースデー。管理馬は中山で弥生賞のファビュラススターなど2頭が出走する予定。

■高知競馬で御厨人窟賞
 高知競馬では重賞・御厨人窟賞が行われ、黒潮スプリンターズCを圧勝したヘルシャフトなどが出走する。