ルイス・パルマが同胞へメッセージ【写真:Getty Images】

写真拡大 (全2枚)

ゴール後にイエローカード覚悟でユニフォームを脱いだ

 スコットランド1部セルティックは2月25日、スコティッシュ・プレミアシップ第27節でマザーウェルFCと対戦し、3-1で勝利した。

 この試合でMFルイス・パルマがホンジュラス出身の同胞へ送ったメッセージに注目が集まっている。

 メッセージはフランス2部のボルドーに所属するFWアルベルト・エリス宛てのものだった。エリスは24日のリーグ戦第26節のギャンガンにスタメン出場するも、開始わずか40秒で相手選手と頭部接触でプレー続行が不可能に。すぐさま病院に運ばれ手術が実施される重症で、26日時点で昏睡状態が続いているという。

 パルマは試合終盤の後半39分からピッチに立ち、同アディショナルタイムにダメ押しゴール。イエローカード覚悟でユニフォームを脱ぎ、「強くあれ、エリス」と書かれたアンダーシャツを示し、同胞へメッセージを発信した。

 そんななか、英紙「デイリー・レコード」では、「セルティックのルイス・パルマが感動的なメッセージ」と見出しを打ち注目。「パルマは喜んでイエローカードをもらい、シャツを脱いでスペイン語のメッセージを見せた」とパルマのゴールパフォーマンスを伝えた。

 途中出場からゴールを決めて同胞へメッセージを送ったパルマ。重傷を負ったエリスへメッセージが届くことを祈るばかりだ。(FOOTBALL ZONE編集部)