名牝ソウルスターリングの仔 母がGI制覇飾った舞台で初勝利目指す
名牝ソウルスターリングの初仔となるスターリングアップ(牝3、栗東・松永幹夫厩舎)が、日曜阪神4Rの3歳未勝利(芝1600m)で初勝利を狙う。
スターリングアップは父ブリックスアンドモルタル、母ソウルスターリング、母の父Frankelの血統。母は16年の阪神JFと17年のオークスの覇者。祖母のスタセリタは09年の仏オークスなどG1を6勝した名牝だ。また、叔母のシェーングランツは18年のアルテミスSを制している。
2月4日の3歳新馬(京都芝1600m・内回り)はテンに置かれ気味で後方から。道中では口向きの難しさも見せたが、直線で大外から追い上げて0秒6差の5着。勝ち負けには加われなかったが、良血らしいポテンシャルの高さは示した。今回も同じ1600mだが、直線の長い阪神外回りに替わるのはプラス。母がGI初制覇を果たした舞台で、娘は初勝利を手にしてみせる。