世界で最も稼いでいるYouTuberとして知られるMrBeastが、「Xで収益化したらどれぐらい稼げるのかをテスト」として投稿した動画の収益がおよそ26万ドル(約3910万円)だったことを明らかにしました。なお、この収益をMrBeastは抽選で10人に配ると表明しています。

MrBeastはこれまで、動画制作のコストとその結果得られる視聴数に対して、見合っただけの報酬を支払ってくれるのはYouTubeだけだとして、動画投稿の場をYouTubeに限定してきました。しかし「どれぐらいの収益になるのかのテスト」として、2024年1月15日に初めてXに動画を投稿しました。



この投稿は約1週間で約1億5700万閲覧され、クリック回数は約518万回。収益は約26万4000ドル(約3910万円)だったことがわかりました。



MrBeastは、収益のうち25万ドル(約3700万円)を10名に2万5000ドル(約370万円)ずつプレゼントすることを表明しています。



なお、MrBeastは収益額について、「注目を集める動画だったので、広告主がこの動画に対する広告を購入したと考えらるため、ビュー数あたりの収益はみなさんが経験するより高くなっていると考えられます」との見解を示しています。

MrBeastが投稿した動画については、誘導の広告投稿とみられるものに「広告」ラベルがついていなかったことが指摘されています。通常、Xの広告プラットフォームから広告投稿をすればラベルは付与されるはずなので、人気YouTuberであるMrBeastに、オリジナルコンテンツをXへも投稿してもらうため、X側がなんらかの便宜を図った可能性が示唆されていますが、事実関係は不明です。

世界一稼いでいるYouTuber・MrBeastがX(旧Twitter)にも動画をアップロード、ただし広告がラベルなしで表示されるとの指摘アリ - GIGAZINE