『スパイダーマン・ザ・ライド』運営終了、みんなの思い出エピソード
さらば、スパイダーマン──。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)で、2004年のオープン以来20年にわたって愛されたアトラクション、『アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド』が、本日2024年1月22日をもって運営終了となる。
千夜 さん ご提供夜のニューヨークを舞台に、ドクター・オクトパス、ホブゴブリン、ハイドロマン、スクリーム、エレクトロといった手強いヴィランを相手にしたスリリングな戦い。ゲストは新聞社デイリー・ビューグルの「スクープ号」に乗り込み、事件の現場に駆り出されると、ドクター・オクトパスのの反重力砲による縦横無尽の上昇と落下を体験。そこにスパイダーマンが駆けつけて、クモの糸でゲストを助けてくれる。
待機列(キューライン)ではデイリー・ビューグルの社内を見学することができ、アトラクション内ではスタン・リーもカメオ登場するといったファンには嬉しい要素も盛りだくさん。乗り慣れたファンは、写真撮影のタイミング(エレクトロが攻撃を仕掛ける瞬間)を見極めてポーズを決めたことだろう。アトラクションを終えた先に広がるグッズ売り場もお楽しみだった。
THE RIVERでは、大好きだった『スパイダーマン・ザ・ライド』の終了を惜しんで、アトラクションを愛したファンのみなさんから募った思い出エピソードと写真をご紹介。みんなの想いと一緒に、『スパイダーマン・ザ・ライド』への別れを告げるとしよう。
綿花 さん ご提供 ありがとう『スパイダーマン・ザ・ライド』……みんなからのメッセージなぜここに来たんだ?オクトパス博士が暴れてる……何が起こるかわからないんだぞ!とにかく……、気をつけてくれ。いいサングラスだね!
「初めて乗った時、アトラクションに出てくるキャラクターの吹き替えが、サム・ライミ版と同じ声優を起用している(ピーターは猪野学、J・ジョナ・ジェイムソンは立川三貴)ので、幻の『スパイダーマン4』を見ているかのようで、大興奮だったのを今でも覚えています。とても細かい部分まで配慮してキャスティングしてくれているのは、映画のテーマパークであるユニバーサル・スタジオ・ジャパンならではだなぁ、と感動しました!」(ワタルン・スカイウォーカー さん)
綿花 さん ご提供「USJで1番好きな乗り物は何かと聞かれたら、絶対にスパイダーマン!と答えられるくらい大好きでした!並んでる時にスパイダーマンの世界に入り込んでいるかのようなセットも、3D眼鏡かけた自分たちの姿を撮りたくてカメラ構えるも暗すぎて写りが悪くなるエリアも、カメラの位置が分かり、乗車中ヴィランが出てきたら右斜め上見てピース!の流れも、とっても楽しくて全部大好きでした。笑 またいつかどこかでスパイダーマンに会えますように!楽しい思い出ありがとう」(くものいと。 さん)
くものいと。 さんご提供「大阪コミコン2023終了翌日、USJで色んな写真を撮りました。『スパイダーマン・ザ・ライド』の待機スペースはジェイムソン編集長の聖地です!無くなるのは残念…2024年1月22日の営業最終日には、この姿でUSJに行くつもりです!」(映画屋のジョン さん)
映画屋のジョン さんご提供 修学旅行での思い出USJといえば、地域によっては修学旅行でお馴染みのスポットでもある。一生に一度の修学旅行を、スパイダーマンと過ごしたという方も多いだろう。
「高校の修学旅行で、友達と『最初は絶対スパイダーマン乗ろう』と前日のホテルで話し合ったのを今でも覚えてます。私が乗った時はまだ4K版ではありませんでしたが、ものすごく熱狂的で楽しかったです。無くなってしまうのは悲しいですが、きっと多くの人の思い出に一生残り続けることでしょう。ありがとうスパイダーマン」(平原 拓真 さん)
「教員として初めての修学旅行を引率したとき、『スパイダーマン・ザ・ライド』に乗った。あまりに楽しくて生徒と『もう1回乗るぞー!!』と騒いでしまい、先輩に生徒といっしょに怒られた……。」(Nosaさん)
千夜 さん ご提供 最後のライドの思い出『スパイダーマン・ザ・ライド』終了がアナウンス(2023年5月)されてから、ラスト・ライドに駆けつけたファンも多数。親愛なる隣人、スパイダーマンとの最後の思い出エピソードは、どこか切ない。
「スパイダーマンファンですが行ったことはなくて、終わると聞いて急遽、9月の平日に弾丸旅行を決行! ぼっちにはシングルライダーという並び時間大幅短縮の列があると知り活用、1日で20回位乗れました!」「 もっかい行きたいなぁ、スパイディ友達と。なんとかDVD化とかしてくれないかなぁ⋯」(半平 さん)
綿花 さん ご提供「小さい頃は怖くて泣いてたスパイダーマンのアトラクションも、大きくなったら大丈夫になってむしろ、1入園で10回以上乗るくらい大好きになりました。セリフや演出も暗記して身振り手振りしながら乗ってました。
スパイダーマンのアトラクションが無くなると聞き、これは今まで以上に乗らねばと思い閉園ギリギリまで乗りまくりました。
その日最後に乗ったライドは、乗客は私だけで完全貸切状態でした。
せっかくならと思い切り叫び、写真撮影スポットではサングラスを外して思い切りピース&満面の笑みを向けました。ライドを乗り終えて通路を歩いていくと、クルーのお兄さんが『おかえりなさーい!』と元気よく、私が写真撮影でしたポーズと同じ格好で出迎えてくれましたw
陽気に接して下さったクルーさん&せっかくの貸切状態だったし、記念にとその日は写真を購入して帰りました。
このアトラクションは無くなってしまいますが、この日の思い出はずっと私の中に残ったままだと思います。」(Viyu さん)
「ちっちゃい頃にUSJに初めて行ってたくさん乗り物に乗ったけど、その頃の自分にはほとんどのアトラクションで動きが激しすぎてずっと目を瞑ったままで泣きそうになっていたけど、最後に乗ったスパイダーマンは目を瞑らずにすごく楽しく乗れた。(たぶんスパイダーマンが守ってくれてたからだと思う)あの時は守ってくれてありがとうスパイダーマン!!」(スイカバー さん)
「スパイダーマン大好きで、行く度に必ず1回以上は乗ってました!家族や友達や恋人とたくさんの思い出が出来ました。
スパイダーマンの世界に入り込み、そしてなんとスパイダーマンに助けて貰える!!とても楽しいアトラクションでした。
昔はスパイダーマン以外にもヴィランのグッズがおいてあり、私はブラックキャットが好きで、滅多にグッズがあるキャラでは無いので、行く度にワクワクしてました。途中から無くなってしまいましたが……ヴェノムのグッズが戻ってきてて嬉しかったです。
今回最後にもう一度どうしても乗りたくて、そして写真を撮って思い出として残したくて、最初で最後のブラックキャットのコスプレして行きました!一緒に行った子はMJを。
上手くカメラの方を向いて、スパイダーマンの彼女2人のコスプレでライドで写真が撮れました!スタッフさんにも色々声かけて貰ってとても楽しめました。ありがとうございます。」(Reira さん)
「過去何度かUSJに行っているのに一度も乗ったことがなく、公式の『クローズするよ』という発表で焦り、夏休みのとんでもなく暑い時に行きました。昔は、小さい頃は特に、多分看板を見て怖い系かと勘違いしていたことと、スパイダーマンもといアメコミに興味がなかったせいだと思います。大阪の近くに住んでいるわけではないので大変でした。
『ノー・ウェイ・ホーム』を観てドックオク推しになってからアトラクションの内容を知ったので、推しに会える!(しかも3Dで)という気持ちと、もう推しに会えなくなる…という気持ちになりました。
いざライドに乗ろうと並んだキューラインでもう既に感動しまくって、写真を撮りまくっていました。こんなのもう最高すぎる!って。ちなみに親も一緒に行ったのですが、ちょっと引いていたような気もします(笑)
ライドで写真を撮るタイミングがあると聞いて、絶対逃すか、と思って予習してきたんです。完璧に撮れて最高でした。肝心の映像、というか吹っ飛ぶシーンはあまり見れませんでしたが、完璧にスパイディと同じポーズで撮れて本当によかったです。
まさか水が飛んでくる、熱く感じる、火が出るなんて思ってなかったからとても驚きました!これは乗らないと損だと本当に思いました。
ドックオクのガバガバなエイムがもう可愛かったです。レンガの壁突き破ってきてくれたのにスクープ号が無理矢理バックして反動でドックオクも落っこちるのは可愛すぎました。
アトラクションの降り場まで行く間にスタンリーの声が聞けるとも思ってなくて、最初は気付けませんでした。
結局ライドは4回乗りました。1回はエクスプレスパスで、別のキューラインが見れて、新聞もゲットできて最高でした!
グッズ売り場にもスパイディがいるし、ドックオクのアームの一部とパンプキンボムが飾ってあるしでまた感動。ぬいぐるみがあってさらに感動。え、グッズあったんだ…良かった…と思いました。あのアームとボム売り物だったらなぁ。
今後また乗るにはアメリカに行かなければならないと思えば、大阪は近かったです。今はまたグッズ売り場の装飾が変わっているそうで、行きたいですが行けそうもなくて辛いです。
リニューアル前にも乗ってみたかったです…ドックオクがコートを着ていないのは原作に近いし、キューラインの映像とリンクして混乱しないので(私自身混乱しました)。
やはり推しに会える場が、アメコミのアトラクションが1つ消えてしまうのが悲しいです。
でも4回も乗れたことの方が大事だし、経験できて本当によかったです。公式が映像やデータを(有料で良いので!)出してくれないかな…とか思ってます。VRとか、3Dで(笑)
長文になってしまって申し訳ないですが、それぐらいこのライドを愛してます。」(綿花 さん)
「USJのスパイダーマン・ザ・ライドが無くなる!との報せを受け、これは是が非でも乗りに行かねばと、スパイダーマンの生みの親スタン・リーの誕生日である12月28日に初のライドへ。
待機列の映像や展示からして興奮しすぎて訳の分からないうちに一回目が終了。更にそのあと2回乗り、『』もはっきり聴けて、そろそろ日も落ち始めた頃、これでラストライドかなとシングルライダー列に並ぶこと数十分、次の順番まで来た時、隣の列で係の人を呼ぶ外国人のお客さん。その対応をしてる間に次のライドがやってくる。対応が終わらないから無人で見送るのかな、と思っていると『どうぞお進み下さい』と通されて乗り込む。すると、係の人に『おめでとうございます、貸切ですね』と言われ「えっ?!」と言うや否や搭乗口が閉まり本当に自分1人だけを乗せて動き出すライド。
その後はもう遠慮なく『エレクトロー!』『ドクオクー!』と大好きなヴィラン達を応援しながら回転させられ、ビルから落とされ、ハイドロマンの水を浴びせられ、映画館に逃げ込むスタン・リーに『どさくさ紛れに女性を連れ込むな!』と全てに大声でリアクションしながらデイリービューグルのビルで浮かばされてるJJJに大笑いして終了。最高のラストライドを味わえた!
…と、いうのが自分のラストライド体験です。アメコミの神とスタン・リーに感謝!」(柳生玄十郎 さん)
柳生玄十郎 さんご提供これで一件落着。君らはよくやった!でも、これっきりにしとけよ?はい、チーズ!じゃぁ、また!
おめでとう!君たちはヒーローだ!オレが見込んだだけのことはある!
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