「MacBook Air」の内部に装着することで「MacBook Pro」並の冷却性能を実現する。そううたう後付パーツ「AirJet」が海外で披露されました。

↑(画像提供/PC World/YouTube)

 

内部に冷却ファンを搭載したMacBook Proと比較して、冷却ファンがないMacBook Airはどうしても冷却性能で劣ります。内部やチップの温度が上がると、MacBook Airの性能が低下してしまうのも問題。

 

Frore社が開発したAirJetは、メンブレンの振動で負圧を発生させる「ソリッドステート・アクティブ・クーリングチップ」というシステムを採用。これにより、特定の方向に空気を移動させ、冷却システムとして利用することができます。

 

AirJetの特徴は、その本体の小ささ。27.5 × 41.5 × 2.8mmというサイズはノートパソコン向けの冷却ファンよりもずっと小さく、「15インチMacBook Air」の内部にも装着することが可能。Froreによれば、AirJetを装着したMacBook Airは負荷をかけた状態でも、MacBook Proと同等の冷却性能を実現できたそうです。

 

残念ながら、現時点ではAirJetは一般向けに販売されていません。Froreは将来のMacBook ProにAirJetの技術が採用されることで、冷却ファンを小型化できるといいます。今後の動向に注目しましょう。

 

Source: PCWorld / YouTube via 9to5Mac