仕事も遊びもカバーするというMicrosoftの軽量モバイルPC「Surface Laptop Go 3」ベンチマークレビュー
Microsoftの「Surface Laptop Go 3」に、定番ベンチマークソフトのGeekbenchや、CPUなど5項目のスコアを他PCのものと容易に比較可能なPassmark PerformanceTestをインストールして、性能を測ってみました。
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まずはCPU・GPUベンチマークの定番ソフト「Geekbench 6」をインストールしました。なお、今回レビューしたSurface Laptop Go 3のスペックはCPUがIntel Core i5-1235U(ベースクロック2.50GHz)で、メモリは16GB。OSはWindows 11 Home(64ビット版)です。
CPUベンチマークを実行した結果、シングルコアのスコアは1634、マルチコアのスコアは6283でした。
シングルコアのベンチマーク結果詳細はこんな感じ。
マルチコアのベンチマーク結果詳細はこんな感じです。
GPUベンチマークでAPIをVulkanにした場合、スコアは15485。
スコア詳細はこんな感じ。
GPUベンチマークでAPIをOpenCLにした場合、スコアは11809。
スコア詳細はこんな感じでした。
続いては「PassMark PerformanceTest」でベンチマークを行いました。
総合スコアは「3607」で、パーセンタイル(数字が大きいほど上位)は41%。
スコアを、同種のビジネスノートPCとして「VAIO SX12(2020年10月発売モデル)」「Let'snote CF-SV9(2019年1月発売モデル)」、および「Surface Laptop 5(2022年10月発表)」「Surface Go 4(2023年9月発表)」と比較するとこんな感じ。Surface Laptop 5をわずかに上回るスコアを出しています。
CPUベンチマークのスコアは「12572」で、パーセンタイルは49%。
搭載CPUはIntel Core i5-1235Uなので、上位であるIntel Core i7-1255U搭載のSurface Laptop 5よりは低いスコアですが、その他4機種には勝る値に。
2Dグラフィックスベンチマークのスコアは「435」。パーセンタイルは37%。
Intel Iris Xe GraphicsはSurface Laptop 5と同じですが、スコアでは65ポイント上回っています。
3Dグラフィックスベンチマークのスコアは「2336」。パーセンタイルは28%。
2Dでは上回ったSurface Laptop 5より406ポイント低い結果に。
メモリベンチマークのスコアは「2220」。パーセンタイルは28%。
比較した5機種のうち4位の結果に。
ディスクベンチマークのスコアは「15893」。パーセンタイルは58%。
Samsung製の256GB SSDを搭載したLet'snote CF-SV9に近い結果となりました。
さらに、発熱具合や排気音、バッテリーの持続時間などについて次の記事でまとめていきます。
・つづき
「Microsoft Surface Laptop Go 3」のバッテリー稼働時間や温度・ファン音などを計測してみた - GIGAZINE