所属事務所「SMILE-UP.」(旧ジャニーズ事務所)が会見をするたび、インスタグラムのフォロワー数が減っている木村拓哉(50)。

 2020年5月8日、木村は《新型コロナウィルスで自粛が続く中で、より皆さんと近い形でコミュニケーションを国内外に取らせていただける場所として、インスタを始める事にしました》として、アカウントを開設。

「元ジャニーズタレントのなかで、個人でインスタグラムを開設したのは、2019年5月の山下智久(38)さんが最初で、木村さんは2人めです。開設から11時間足らずでフォロワー数50万人を記録、1日で100万人を達成し、大きな話題となりました。

 今年の7月には400万人を達成。木村さんのインスタは、2018年12月に開設した中国のSNS『Weibo(ウェイボー)』と同様、貴重なプライベートショットを数多く投稿しており、私生活が垣間見える写真にファンは喜んでいました」(芸能記者)

 インスタのフォロワー数を公表している「woomy」によれば、9月11日に402.3万人いたフォロワーが、10月16日には399.9万人に減っている。17日現在、インスタ上での表示は399.8万人となっており、およそ1カ月で2.5万人のフォロワーが木村拓哉の元から去っていったことになる。

「木村さんのインスタフォロワー数に異変が起きたのは、旧ジャニーズ事務所が1回めの会見をおこなった直後の投稿が大きな批判を浴びたからです。

 7日の会見当日、木村さんは『show must go on!』という文章とともに、敬礼のポーズをした写真を公開しました。この言葉は、ジャニー喜多川氏が所属タレントに対して伝えてきた言葉です。どんなことがあってもショーは続けなければならないという、エンターテイナーとしての覚悟を持ってもらうための言葉でした。

 ところが、ジャニー氏による深刻な性加害が明らかになった後にもかかわらず、ジャニー氏を礼賛するかのように感じられる投稿とあって、多くの批判が寄せられたのです」(同)

 10月2日には事務所の2回めの会見がおこなわれ、社名を「SMILE-UP.」に変更することや、所属タレントをマネジメントするための新会社を作り、その社名を公募する方針などが説明された。

 ところが木村は、事務所に大きな逆風が吹いているにもかかわらず、午後4時過ぎに愛犬の散歩の動画を投稿。そこに、

《一歩ずつ、前に! PEACE!! STAYSAFE! 拓哉》

 と投稿したのだ。「PEACE!! STAYSAFE!」は、木村がほぼ毎日書いている決まり文句なのだが、この投稿に敏感に反応したファンから、

《まるで他人事 かっこ悪すぎる 会見内容はどうあれ会見で矢面にたっている人間と違い過ぎる》

《キムタクはインスタ皆んなで辞めさせないとヤバイこのままだと変なおじさん》

《ジャニタレの中で1番ダサい!キムタク、ダサすぎる….それなら、会見後に中途半端にアップとかしないで、黙秘してれば良いのにって、思うけどね。やる事、中途半端でダサすぎる。。。》

 などと、再び批判が殺到してしまったのだ。以前は日記のようにほぼ毎日投稿をしていた木村だが、炎上後は投稿する回数も減っている。

木村拓哉さんは旧ジャニーズ事務所出身者のなかで、もっとも成功した人物と言っても過言ではありません。それだけに、事務所のブランドイメージの影響をもろに受けてしまいます。

 しかも、『女性自身』によれば、8月下旬におこなわれた東山新社長を囲む決起集会で、『新たなトップは木村さんに』とジャニーズの “長男” を木村さんに託したそうです。

 それなのに、今回の件について明確な発言をいっさいしていません。そうした姿勢が “逃げている” という反感につながったのかもしれません」(同)

 インスタのフォロワー数をもとに戻すのは、まだしばらく時間がかかりそうだ。