【山口天気 夕刊9/26】27日(水)もムシムシ・ジメジメ空気が続き にわか雨も注意 残暑続くが衣替えも着実に進めて!
山口県は、降るのか降らないのか、秋なのか、まだ残暑もあるのか、どっちつかずの天気が続いています。朝鮮半島から日本海へと雲が広がるエリアに小さな低気圧が発生していて、この低気圧に向かって南から湿った空気が流れ込み続けているからです。
一方で、南からじわじわと夏の高気圧のエリアもやや勢力を拡大しつつあり、27日(水)の山口県は、昼過ぎ頃までは雲が目立つ空が続く所が多く、細かいにわか雨の心配もありますが、夕方から夜にかけては徐々に晴れ間が拡大し、美しい夕焼けが見られる所もある、と見込んでいます。
南の空気が広がってくるので空気は、ムシムシジメジメ…まだ残暑を引きずり、最高気温が30度以上の真夏日の所が、26日(火)よりも多くなる予想です。
これから9月いっぱい、連日、山口市内の最高気温は30度以上の真夏日が続く予想で、少し汗ばむ暑さを引きずりますが、月が変わって10月になると、乾いた涼しい秋の空気が北から流れ込んできて、日中の気温は30度に届かなくなり、特に朝晩の冷え込みは、寝冷えに要注意となるほどグッと強まってくる見込みです。
今週、続く暑さからの変化も大きくなるため、体への負担も大きくなります。体調を崩さないよう十分ご注意下さい。残暑を感じる中でも、この先の気温変化を見据えて、長袖や重ね着、朝晩は上着など、すぐに活用することができるように、衣替えの作業は着々と進めておきましょう。秋物の掛け布団の準備なども、冷え込む日がやってくる前にシッカリ進めたいですね。
なお、今週後半から来週初めにかけては、しばらく晴れ間多めの日々ですが、秋の空気に入れ替わるタイミングで、土曜日は一時的に雲が増え、にわか雨の可能性も少し高くなる、と見込んでいます。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)