子どもが大きくなるにつれて、行動範囲は自然と広がります。成長が嬉しい反面、親にとっては何かと心配事が増えがちです。共働き世帯は特に、子どもが帰宅したときに家で待っていることができず、習い事などに付いて行くことも難しく「今どこで何をしているの?」と不安に感じることもあるでしょう。そんなときに役立つのが「子ども用GPS」の存在です。

8割の子育て家庭で必要だと感じている「子ども用GPS」

出典:ちいく村「子ども用GPSに関する調査」

子どもの教育メディア「ちいく村」が、「子ども用GPSに関する調査」を実施。小学生の子どもをもつ親に、子ども用GPSが必要だと思うか聞いたところ、約80%の人が必要と回答。その理由としては「子どもの身の安全を守るため」「子どもが心配だから」といった、子どもの身を案じる回答が多数を占めています。
一方、子ども用GPSは必要ないと回答した人からは「子どもも監視されていると思うと嫌な気分になる」「GPSまではやり過ぎだと思う」などGPSは過剰だと考える人が多く、校門の通過履歴など学校で導入しているアプリのチェックで十分だと感じている人もいるようです。

出典:ちいく村「子ども用GPSに関する調査」

多くの親が持たせるべきだと考えている子ども用GPSですが、具体的に何歳からもたせ始めればよいのでしょうか。最も多かった回答が6歳、次いで5歳、7歳の順でした。84.5%の人が5歳~7歳で持たせるという結果から、年長~小学校入学までの時期に、子ども用GPSを持たせる家庭が多いと考えられます。

今回の調査結果では、子ども用GPSが浸透し、多くの家庭で受け入れられていることが分かりました。子ども用GPS は位置情報を把握できるだけでなく、通話機能やメッセージをやりとりできる機能が付いている製品もあり、家庭の事情に合わせて選択できます。導入を迷っている人は、子どもの防犯対策として、子ども用GPSをチェックしてみてはいかがでしょうか。