ラグの色の選び方は?部屋の印象を変えるラグ選びの基本とポイント
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リビングなどのフローリングの部屋にラグを敷いている人も多いだろう。ラグは、部屋のインテリアに大きな影響を与えるアイテムだ。サイズやデザインはもちろんだが、ラグの色も部屋の印象を左右する。
ここでは、おしゃれな空間を演出するためのラグの色選びの基本とポイントを紹介しよう。
ラグの色選びの基本
ラグは目に見える面積が大きいため、色によって空間の印象が大きく変わる。そのため、ラグの色を選ぶ際には、どのような部屋にしたいのか、インテリアに合わせた色を選ぶことが大切だ。
まずは、ラグの色が部屋にどのような印象を与えるのか見ていこう。
白やアイボリーで清潔感と広がりを演出できる
白やアイボリーのラグは清潔感があり、部屋が広々とした印象になるのが特徴だ。また、床が明るい色になるため、家具やカーテンとのコーディネートもしやすくなる。
ただし、明るい色は汚れが目立ちやすいため、手入れはこまめに行いたい。
グレーやベージュで落ち着いた空間に見せる
グレーやベージュのラグは落ち着いた雰囲気を演出することができるため、リビングやベッドルームでもゆったりとした空間を作れるだろう。また、家具や小物とのバランスがとりやすい色のため、部屋全体のデザインに統一感が出る効果も。
ブルーやグリーンではリラックス効果がある
リラックスした空間を演出したい場合は、ブルーやグリーンのラグがおすすめだ。グリーンは自然を感じさせるため、ナチュラルテイストのインテリアに合わせやすい。また、ブルーはラグの素材によっても印象が変わるため、アクセントカラーとしても使いやすいだろう。
部屋の雰囲気を変えるラグ選びのポイント
一人暮らしだと、模様替えのためにベッドやソファなど、大きな家具を気軽に移動することが難しい。しかし、ラグを変えることで簡単に部屋の雰囲気を変えることができる。そのポイントを見ていこう。
ラグのデザイン
ラグの柄やデザインを工夫することで、部屋の雰囲気を変えることができる。例えば、シンプルなイメージの部屋にしたい場合には、柄が少ないナチュラルなラグがおすすめ。
北欧風の雰囲気にしたい場合には、柄のあるカラフルなラグが効果的なように、インテリアのイメージに合わせたラグを選ぶことで、家具を買い替えたり模様替えをしたりすることなく、部屋の雰囲気を変えることができる。
ラグのサイズ
部屋の雰囲気を変えるには、ラグのサイズを変えるのもひとつの方法だ。
大きいラグを使用することで、部屋全体の統一感を出すことができる。床全体をカバーするようなサイズのラグは、インテリアの雰囲気を一気に変える効果があり、家具や小物とのバランスも整えやすくなるだろう。
一方で、小さめのラグを使うことで、インテリアにアクセントを効かせることができる。その際には、家具やインテリアアイテムとのバランスを見ながら、ラグのデザインも併せて選ぶことで、個性的な印象の部屋を演出することも可能だ。
家具・壁とのカラーコーディネート
家具や壁とラグをカラーコーディネートすることで、部屋の印象を変えることができる。
例えば、壁が明るい色の場合、同系色のラグを選ぶと、部屋全体の統一感が生まれる。反対に、壁と違う系統の色を選ぶと、ラグがインテリアのアクセントとなり、個性的な空間を作れるだろう。
また、家具の色に合わせてラグを選ぶことも大切だ。家具と同系色のラグを選ぶと、部屋全体がバランス良くまとまって見える。
ラグの色を選ぶ際には、壁や家具以外にも、床の色にも注目したい。床とラグの色味が近いと、部屋が広く見せることができる。クッションなどのインテリア小物やカーテンと色の相性も、見て選ぶことをおすすめする。
理想のラグ選びで快適な空間を作り出そう
ラグの色を選ぶ際には、ラグの色がもたらす印象はもちろんだが、家具や部屋の壁、床の色とのコーディネートなども考慮して選ぶことで、理想的な空間を作り出すことができる。
また、ラグを変えることで家具を移動したり買い替えたりすることなく、手軽に部屋の模様替えができるのもラグ選びの楽しみのひとつといえるだろう。
※この記事はREISM株式会社が運営するREISM Styleの記事を一部編集、転載しています。