「タオルの捨てどき」はいつ?すっきり暮らす平野ノラ流・消耗品を増やさないコツ
バブリーキャラでおなじみの平野ノラさん。元汚部屋出身だった過去から一転、今はすっきりした部屋に夫と娘と暮らし、片づけ本を出すほどの片づけ達人に。そんなノラさんが、読者の片づけ悩みをバブリーに解決します! 今回は、タオルについてです。
肌に触れるものは上質にバブリー!にして日常をアップデート
やっぴ〜! この夏は20代の頃から今まで選ばなかった色や形の服などを着てみたい気持ちになり、サマーセールで試し買いをしました。なかなかよい感じ! 「この色は似合わない」という長年の思い込みを捨てられました。
●今月のお悩み
バスタオルなど、消耗品の替え変えるルールはありますか?(unaさん・35歳・香川県・夫と長女の3人家族)
いや〜これわかりますね〜。
タオルって人にあまり見られないし、ついつい使えなくもないからそのままになりがち。うちの実家なんて私が子どもの頃から使っているボロボロの30年選手が現役でいますが…まぁ吸い取らない(笑)。
しかもこのお悩み、人によっては悩んでないくらい、タオルも感覚も化石化していて、おったまげー!
ノラ流・タオルの捨てどきは「今」!
ゴワゴワタオルに包まれるか、ホテルライクに過ごすかは自分で選べます。
タオル整理のタイミングは、タオルを買ったとき、もらったとき? 1枚増えたら1枚手放す? それができるのは上級者。できないから増えているんです。まずはお役目を終えたタオルは処分しましょう! 捨てどきは「今」です。
●タオルの寿命を1枚ずつ確かめよう
無意識のうちに使うタオルを選んでいるときがありませんか? タオルの替えどきは分からないけれど、使うときに躊躇するタオル…。それを避けて毎回同じタオル選んでいたり…。
一方でホテルや旅館のタオルを使うときに感じる幸福感! 吸水性抜群でフワフワ思わず顔埋めちゃう! あるよねー?!
タオルの寿命は、肌触りに硬さが感じられるようになって使うと違和感がある、ほつれてきた、色があせたり赤っぽく変色してきた、洗濯したのに臭う、などなど。すべて1枚1枚、手に触れ、心に触れてみて、あなたが心地良いと思えるタオルか、役目を終えているか今一度確かめてみよう!
●持つ量は棚にぎゅうぎゅうならキャパオーバー
棚にタオルをぎゅうぎゅうにしまっていて1枚取ると雪崩のように倒れてくる、いつも同じ上の方にあるものしか使わない。なにかに使えるとヨレヨレになったものを取っておいたり、継ぎ足して柄がバラバラになっていたりしませんか? それ、キャパオーバーです!
自分でタオルを収納するスペースを決め、替えどきをつくりましょう。古い使用感のある硬くてゴワゴワになったタオルは大掃除にもぴったり。半年や1年に1回新品に取り替えるなど、ルーティン化してみましょう。
●増やさないように意識し、毎日お気に入りのものを使う
タオル類ってなんであんなに家に侵入してくるのでしょうか?(笑)
今後は景品や粗品、ちょっとした贈りもののタオルなどはなるべく気軽にもらわない! 贈らない! を意識してみよう。私は以前タオルやハンカチ、靴下を送ってくれていた親やお義母さんにも不用なので送らないようにと伝えてあります。いただいてもすぐ入れ替えるか欲しい方にお譲りしましょう。
そして日々、好きな色や肌触りのタオルを使って自分をもてなしてあげましょう。バブリー気分が日々に宿ります。
因みに風水的には、タオルは体の厄を吸い取ると言われ、古いタオルを使っていると、落とした厄を取り込むことになり健康運ゲロゲロー! なんだって。
●ノラさん家の「バスタオル」
我が家のバスタオルは取り出しやすく仕舞いやすい量。色は統一する事で見た目からモチベーションを上げています。バブ子のバスローブと生活用品の在庫棚にもなっています。