スイッチを押して照明を点けるのが手間。そう感じたら、人感センサーの機能があるスイッチプレートに変更するのも手です。これまで使っていた照明が、センサーライトのように使えます。2年前にハウスメーカーで家を建てた日刊住まいライターも、そんなひとり。洗濯物をカゴに入れてウォークインクローゼットに運ぶたびに、スイッチを押すことがストレスでした。ハウスメーカーのサービス期間内だったので、工事費はゼロ。かかった費用はネットで購入したスイッチ本体のみでした。

洗濯カゴを持ちながらスイッチ押すのが面倒!

筆者は夫と子ども2人(4歳と0歳)の4人家族。2年前にハウスメーカーで、延床面積約32坪の平屋の家を建てました。

住み始めて後悔したのが、主寝室と子ども部屋の間につくった、ウォークインクローゼットの照明です。

 

わが家は、ドラム式の洗濯乾燥機を毎日夜間に稼働。朝でき上がった洗濯物をカゴに入れて、ウォークインクローゼットに持ってきています。なので、カゴや外干しした洗濯物を持ってウォークインクローゼットに入ることが多いのです。

そうなると、ものを持ったまま引き戸をあけて、左側のスイッチを押すのがとても面倒に感じました。毎日のことなので地味にストレスに。「センサーライトにすればよかったな…」と後悔。

そこで、ハウスメーカーに問い合わせて、スイッチプレートを人感センサー機能のあるものに変更することに。これで、既存の照明がセンサーライトになります。

交換した結果、ストレスも劇的に減りました。

 

センサースイッチに交換してストレスフリーに

写真は交換前のスイッチです。ウォークインクローゼットの引き戸をあけた、すぐ左手のところ(高さ125cmの位置)にあります。このスイッチを毎回押していたのです。

 

ハウスメーカーのカスタマーサービスに連絡したところ、取つけ可能とのこと。センサー機能のあるスイッチプレートに交換することができました。

ウォークインクローゼットをあけっ放しにしておけば、一歩入るだけで照明がつきます。ですから、カゴや服を持ったまま入り収納することができるので、とてもラクになりました。

「スイッチを押すだけ」のたったワンアクションですが、毎日の家事でこのワンアクションが減らせたことは、とても大きいです。気持ち的にもストレスフリーになり、気持ちよく家事ができています。

スイッチプレートへの変更手順は?

わが家の場合、変更手順は次のとおりでした。

1.ハウスメーカーのカスタマーサービスに連絡
2.担当者が家に来て確認
3.変更可能との連絡
4.見積もり
5.自分でスイッチ購入
6.取つけ工事

見積もり段階では、照明のダウンライト本体をセンサーつきのものに、交換する案もありました。

しかし、それだと費用がかかり、工事も大がかりになりそうだったので却下。また、スイッチの交換であれば、スイッチ本体を自分で購入してもOKとのこと。そこで少しでも安く用意できればと、ネットで購入しました。

 

取つけ工事は、電気工事なのできちんと免許を持った人がする必要があります。連絡した時期は、まだ入居1年目。取つけ工事はサービス(無償)で行ってくれました。

 

かかった費用はスイッチ本体の費用のみ

かかった費用はスイッチ本体の費用のみ、Amazonで約6000円でした(ちなみにハウスメーカーに手配をお願いすると9800円とおっしゃっていました)。

ハウスメーカーによっては、入居期間に関係なく工賃が発生したり、スイッチの購入もメーカーからと決まっていたりするかもしれません。

かかる費用はそれぞれの家や設備によると思いますが、わが家の場合、6000円程度で変更できました。毎日のストレスフリーを手に入れらたと思うと、本当にやってよかったです。

工事自体も大がかりなことはなく、スイッチをはずして新しいスイッチに配線をつなぎ直すだけの簡単なものでした。

自分で交換品を購入するときは要注意

結果としては、比較的スムーズにセンサーライトの仕組みを導入することがでましたが、1つ失敗したことがありました。

センサー機能つきのスイッチプレートを自分たちで買うと決めた際、家の中のほかのセンサー機能つきスイッチプレートと同じものでいいと勘違い。しかし、大きさ(型番)が違っていたのです。ウォークインクローゼットには、それが合わなかったため返品しました。

担当者さんとの確認不足でした(担当者さんも同じものでいけると思っていたようですが)。このようなこともありますから、もし、筆者のようにスイッチ本体を交換する場合、品番をよく確認した方がいいでしょう。