佐々木騎手と初コンビを組むサトノセシル(22年11月撮影、ユーザー提供:natsumiさん)

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 デビュー2年目の佐々木大輔騎手が、サトノセシル(牝7、美浦・堀宣行厩舎)でクイーンS(3歳上・GIII・芝1800m)に参戦する。

 佐々木騎手はデビュー2年目の19歳。ルーキーイヤーの昨年は9勝に留まったが、今年は早くも37勝。16日まで開催された函館では18勝を挙げ、横山武史騎手や藤岡佑介騎手を抑えて、函館リーディングを獲得した。今最も勢いのある若手といっていいだろう。

 自身3回目のJRA重賞挑戦となるクイーンSでは、サトノセシルとコンビを組む。これまでにタイトル獲得こそないが、目下5戦続けて重賞で掲示板確保。クイーンSも一昨年がクビ+クビ差の3着、昨年がハナ差の2着と相性がいい。

 堀厩舎らしく大事に使われており、前走の中山牝馬Sでも3着に健闘しているので、年齢的な衰えも皆無。騎乗騎手の中で最年少の19歳が、メンバー中最高齢の7歳馬をどう導くのか、大いに注目だ。