19年の弥生賞を制したメイショウテンゲン(撮影:下野雄規)

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 19年の弥生賞(GII)を制したメイショウテンゲン(牡7、栗東・松永昌博厩舎)が22日、JRAの競走馬登録を抹消した。今後は中山競馬場で乗馬になる予定。同日、JRAがホームページで発表した。

 メイショウテンゲンは父ディープインパクト、母メイショウベルーガ、母の父フレンチデピュティという血統。半妹に22年の阪神牝馬Sを制したメイショウミモザがいる。

 2度目の重賞挑戦となった19年の弥生賞では、大雨でタフな馬場を物ともせず、8番人気の伏兵評価を覆して勝利。母の主戦だった池添謙一騎手、母を管理した池添兼雄師のタッグと初タイトルを獲得し、同時に父ディープとの親仔制覇を果たした。

 その後は牡馬三冠競走を皆勤し、古馬になってからはダイヤモンドS2着、阪神大賞典3着と長距離路線をけん引。晩年にはダートにも挑戦し、今年7月の名鉄杯がラストランとなった。通算成績は27戦2勝(うち重賞1勝)。

(JRAのホームページより)