3年前の新潟2歳S以来の勝利を目指すショックアクション(20年12月撮影、ユーザー提供:けんけんさん)

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 札幌11Rのしらかばステークス(3歳上・オープン・芝1200m)はショックアクション(牡5、栗東・大久保龍志厩舎)の末脚に注目したい。

 3年前の夏に新潟2歳Sを制した実績馬。その後は長く不振だったが、スプリント路線に転じてから復調の兆しを見せている。カーバンクルSで0秒5差の8着に食い込むと、モルガナイトSが0秒4差の6着、そして前走の青函Sが0秒5差の4着。いずれも2桁人気ながら、上位争いまであと一歩のところに迫った。この3戦の上がり3Fは全てメンバー中3位以内。もちろん、脚質的にアテにしづらい部分はあるものの、展開が向けば馬券圏内に手が届いていいはずだ。

 今回は初の札幌だが、コース形態を見ても、データを見ても、函館芝1200mよりも札幌芝1200mの方が差し馬有利であることは明白。確かに開幕週は割引だが、今回も人気薄濃厚とあれば、少なくともヒモで押さえる価値はあるはずだ。