前々走の未勝利を快勝したエアメテオラ(今年1月撮影、ユーザー提供:ワラビさん)

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 土曜中京12Rの3歳上1勝クラス(ダ1800m)はエアメテオラ(牡3、栗東・池添学厩舎)の素質を信頼する。

 シンプルに成績が素晴らしい。昨年11月のデビュー戦は、後にスプリングSを制するベラジオオペラからアタマ差の2着。同じく若葉Sを制するショウナンバシットには1馬身1/4先着していた。

 続く未勝利は中京芝1600mで1分34秒0の好時計勝ち。当時の2~7着馬、さらに10着馬が後に勝ち上がっているように、相当なハイレベル戦だったことは忘れてはいけない。そして前走の白梅賞も3着ながら値打ちあり。勝ったのは後にファルコンSで2着となるカルロヴェローチェ、2着のアルジーヌも既に2勝クラスで勝ち負けしているだから、相手が悪かったに過ぎない。

 今回は半年ぶりの実戦となるが、12日に坂路で4F49秒6の2番時計を出しているので、仕上がりは良さそう。父が米国のダート路線で活躍したゴールデンセンツ、半兄が芝ダート二刀流のエアアルマスという血統面からみて、初ダートも歓迎。ポテンシャルの違いを見せつける圧勝劇を期待したい。