今回と同舞台の前々走の未勝利を快勝したブレイクボーイ(ユーザー提供:KENGOさん)

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 土曜中京8Rの3歳上1勝クラス(芝2200m)はブレイクボーイ(牡3、栗東・四位洋文厩舎)の巻き返しだ。

 父がハービンジャー、半姉は21年フラワーCを制したホウオウイクセル、祖母は名牝メジロドーベルという血統馬。実際、馬っぷりも良く、21年セレクトセール1歳で5600万円(税抜)の高値がついたのも納得の器だ。そして最大の注目は、今回と同舞台だった前々走の未勝利勝ち。上がり3Fが11.6-11.3-11.9という決め手比べの中、中団から一枚上の末脚を発揮しての差し切りだった。この走りを見る限り、少なくとも1勝クラスで足踏みする器とは思えない。

 昇級戦の前走は1番人気で7着だったが、出遅れに加えてスローペースと厳しい条件が重なったので参考外。その中でもメンバー中2位タイの上がり3Fをマークしていたので、能力自体は示している。立て直して挑む今回、帰厩後の攻めでも好時計をマークしているので、2勝目に手が届くはずだ。