21日、船橋競馬4Rのナデシコ賞(3歳四・五組、ダ1500m)で、笹川翼騎手が騎乗したニシノサキュバスが1着となり、管理する左海誠二調教師は開業後初勝利となった。

 左海師は93年に船橋競馬で騎手としてデビュー。29年間の現役生活で地方通算2176勝を飾り、地方競馬を代表する名手として活躍。重賞は02年フローラS、20年全日本2歳優駿など、地方・中央合わせて66勝(地方63勝、中央3勝)を挙げた。

 調教師転身に伴い、昨年11月末を以って騎手を引退。今年5月24日付けで厩舎を開業、6月19日に初出走を迎え、通算9戦目で初白星をつかんだ。