睡眠環境・寝具指導士も太鼓判!トレンドの高機能マットレス4選【GoodsPress 2023上半期AWARD】
【GoodsPress 2023上半期AWARD】
コロナ禍で人々の健康意識が高まっている今、おろそかにしがちだった“睡眠”に目を向け、睡眠環境や寝具を見直し始めた人が急増中だ。中でもとくに注目度の高い“マットレス”にスポットを当てていこう。
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コロナ禍「睡眠の質向上」を謳った“ヤクルト1000”が大ヒットするなど、今多くの人が睡眠に対して高い関心を寄せている。睡眠環境寝具指導士の松村英祐氏は、「とくに“マットレス”に興味を持つ人が、コロナ前に比べて1.3倍くらい増した印象がある」と話す。
「昔よりマットレスに興味を持つ人が増えましたし、『本当に上質な商品なら、値段は気にしない』という意識の人も増えました。高機能の寝具はそれなりの価格になりますが、その分、翌日のパフォーマンスも上がります。自己投資すべきポイントではないでしょうか」
新しい眠りを提案してくれるマットレスやマットレス込みのベッドを紹介しよう。
睡眠環境・寝具指導士 松村英祐さん
寝具販売店「スリープデパート メントシングシング by ふとんのマツムラ」代表。お客様の相談をとことん聞き、1人1人に最適な寝具を提案している
ー寝具部門ー
<大賞>
■仰向け、横向き、両方OK “二刀流”の神マットレス
西川
「マットレス Regular」(シングル:17万6000円)
仰向けで快適に寝られるよう考えられたマットレスは多いですが、横向き寝にも対応した製品は珍しいですね。大谷選手のような“二刀流”のマットレスは、文句なしの大賞です(松村さん)
あの大谷翔平選手が愛用していることでも有名な「エアーSX」は、体圧分散性、寝姿勢の保持力、寝返りの打ちやすさのバランスが取れた逸品。横向き寝でも肩や腰、お尻のラインにフィットし、快適な眠りへ誘う。
▲2層ずつの“体圧分散部”と“寝姿勢保持部”からなるハイブリッド4層構造により、柔軟性と高弾力性を併せ持つ
<硬さ自由自在賞>
■その日の気分や体型に合わせた寝心地が選べる
コアラ
「New コアラマットレス」(8万2000円)
大きな体重の増減があった時はマットレスを変えたほうがいいのですが、この製品なら体型変化にも対応してくれそうです(松村さん)
コアラから、従来品が持つ振動吸収性の高さはそのままに、マットレスの硬さを“ふつう”と“かため”の2種類から選べるニューフェイスが登場。調整方法もトッパーレイヤーをひっくり返すだけと簡単だ。
▲トッパーレイヤーは通気性に優れているので、蒸し暑い夜でも涼しさを保つ。これからの季節にぴったりだ
<最新鋭ベッド賞>
■睡眠を自動運転化して入眠&起床をスムーズに
パラマウントベッド
「Active Sleep BED」(44万円)
アプリから起床時間を設定すると、その時間に背面がゆっくりと自動で動き、心地よい目覚めもサポートしてくれますよ(松村さん)
寝始めは入眠しやすいよう角度がつき、呼吸や心音から眠りについたことをセンサーが感知すると、自動でフラットな状態に動く最先端のベッド。自動運転はアプリで管理できる。
<どこでも快眠賞>
■お手持ちのマットレスがに変身!
西川
「モバイルマット プロ」(8万8000円)
2022年12月、遠征の多いアスリートたちの声を受けて開発したモバイルマットの上位モデル。出張が多い人にもおすすめです(松村さん)
敷き寝具の上にセットするだけで「エアー」の機能性を発揮。携帯用マットレスだが、勿論自宅で使ってもOK。これさえ敷けば買い換えずとも自宅の寝具をアップグレードできる。
※2023年6月6日発売「GoodsPress」7月号68ページの記事をもとに構成しています>> 特集【GoodsPress 2023上半期AWARD】
<鶉野珠子(清談社)>
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