50代“梅干し化”した唇の時間を巻き戻すリップメイク。「ふっくら」仕上げるコツ
久しぶりにリップを塗ったら、似合わない…と感じていませんか? 今こそアップデートしたい、大人世代のためのリップテクを、ヘアメイクアップアーティストの山本浩未さんに教わりました。
「膨らませ塗り」で唇をボリュームアップ
質感と形が変化した唇。一気に色を塗るのではなく、下がった口角を意識しつつ、あらゆる角度から塗るのが、ふっくらとした立体感を出すコツ。
●1.ハイライトで山谷にハートを描く
指やチップにベージュ系のハイライトを取り、上唇の山谷の輪郭をM字形になぞります。光でふっくら感を強調。
●2.「いー」の口で下唇にリップを塗る
口を横に「いー」と広げ、シワをのばしてから、リップの平らな面で下唇にじか塗りを。あとで整えるので、ざっくり塗りでOK。上下唇を「んまんま」と合わせて、色を上唇に移します。
●3.「にー」の口にし、綿棒でガタつきをオフ
綿棒にリップの色を少し取り、下唇の輪郭をなぞってなめらかな線に整えます。唇を「にー」と横に大きく広げると口角がキレイに出て、輪郭がとりやすい。
●4.「うー」の口で上唇の山谷を描く
リップの角か綿棒を使って、上唇のラインを整えます。「うー」の口にして山谷を強調させると塗りやすさがアップ。そのとき「鼻の穴の真下」に唇の山がくるように塗ると、理想的な形に。
●5.「えー」の口で上唇のくびれを膨らませる
「えー」の口にして上唇を横に広げます。口角から山にかけてのラインの“くびれ”を、リップの角か綿棒で、ふっくら描いて。丸みを意識し、1mmほどオーバー気味に描くと◎。
●6.ティッシュオフ後、内側にひと塗り
上下の唇を内側に引き込んで「んまっ」となじませたら、軽くティッシュオフを。仕上げに、下唇の中央にひと塗りすると、落ちにくくて、ふっくらとしたツヤ唇の完成です。