富士通が軟調、自治体向けマイナカード交付システムの再停止を発表

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 富士通<6702.T>が軟調。29日、マイナンバーカードを使ってコンビニエンスストアで証明書の交付を受けられるシステムを再び停止したと発表した。サービスを利用する自治体で証明書の誤発行が新たに発覚した。度重なるトラブルの発生を受け、今後の事業展開を懸念した売りが出たようだ。

 富士通Japanが提供するシステムの証明書誤発行問題を受け、システム停止を伴う点検を実施し、17日に完了したと公表していた。サービスの再開時期については改めて公表する方針。自治体向けのほかのサービスの点検についても検討していくという。

出所:MINKABU PRESS