“カップラーメンのフタが開いちゃう問題”を解消する箸って、普通の箸とはどこが違うの?
日本発祥であり国民食とも言えるカップラーメン。お湯を注いで蓋をして数分…というおなじみの作り方で待つ間にちょっと困るのが、フタが開いちゃう問題。フタの端っこをギュッと折っただけでは心許なく、とりあえず箸を置いてはみたものの、案外に強いフタのパワーでめくれてきたり、丸みのある箸が転がっちゃったりと、ちょっとしたイライラが付き物でした。
この度、竹の箸メーカー・ヤマチクが開発したのは、カップラーメンのフタの上に置いた際に、フタが剥がれにくい構造になったカップラーメン専用箸「うら技箸」(880円)。ヤマチクの社内デザインコンテストから誕生した逸品です!
手掛けたのは、竹の箸をひとすじに製造する熊本の箸メーカー・ヤマチク。納豆をかき混ぜるための箸や、ポテトチップを掴むための箸など、ユニークなアイテムも展開しています。
こちらのカップラーメン専用箸「うら技箸」は、一見するとごくごく普通の上品な竹の箸。カップラーメン専用のゆえんは、箸の途中に設けられたちいさな溝。この部分をカップラーメンのフタの淵に引っ掛けて乗せるだけで、蓋が剥がれにくくなるという仕組み。
さらに、この溝を利用してカップに立て掛ければ箸休めの際にも活躍。箸休めの時にカップの上に箸を置くと、カップラーメンの湯気で箸が水滴だらけで持ちづらくなる、なんてことにもなりますが、この立て掛けスタイルならそんな心配もありません。
箸は四角なので、フタの上に置いたとしてもそもそも転がりずらいというのもポイント。長さは23cm。箸先は細く、細い麺や細かなかやく(具材)も食べやすく、箸そのものとしての使いやすさも兼ね備えています。
この箸があれば、フタにわざわざセロハンテープを貼ったり、箱ティッシュを乗せて不格好になったりもせず、とってもスマート。一家に一膳は欲しいアイテムではないでしょうか。
>> ヤマチク<文/&GP>
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