東京株式(前引け)=前日比542円安、朝高後下げに転じる

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 23日前引けの日経平均株価は前日比542円55銭安の3万2722円33銭。前場のプライム市場の売買高概算は8億5818万株、売買代金は2兆4006億円。値上がり銘柄数は208、値下がり銘柄数は1585、変わらずは40銘柄だった。

 日経平均株価は大幅安。前日の米国市場でNYダウは下落したが、ハイテク株は堅調でナスダック指数は上昇した。為替の円安進行も好感し、日経平均株価は朝方上昇してスタートした。一時200円を超える上昇となったが、買い一巡後は売りに押される展開。ハイテク株などに売りが膨らみ、午前10時過ぎには下げ幅が拡大し一時570円強の下落となった。。プライム市場で上昇銘柄は全体の1割程度。

 個別銘柄では、三菱商事<8058.T>や丸紅<8002.T>、三井物産<8031.T>といった商社株が安く、アドバンテスト<6857.T>やルネサスエレクトロニクス<6723.T>など半導体関連株も軟調。ソフトバンクグループ<9984.T>やファーストリテイリング<9983.T>も値を下げた。半面、レーザーテック<6920.T>やセブン&アイ・ホールディングス<3382.T>、日本航空<9201.T>、エーザイ<4523.T>は高い。

出所:MINKABU PRESS