<動意株・20日>(前引け)=データセク、エニマインド、HOUSEI

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 データセクション<3905.T>=一時ストップ高。中小型株に物色の矛先が向かうなか、人工知能(AI)関連に相次いで人気化する銘柄が目立つ。そのなか、株価が300円台と値ごろ感があり、業績もトップラインの伸びが顕著な同社株に出遅れ修正高狙いの買いが集中した。株価は2015年1月に1730円の高値をつけた実績がある。AIを活用した小売店販促支援ビジネスを手掛け、海外展開にも力を入れているが、損益面でも24年3月期は営業黒字化が見込まれ、25年3月期以降は飛躍期入りが期待されている。「ChatGPT(チャットGPT)」は既存サービスとの連携で商品化を模索している。

 AnyMind Group<5027.T>=上値指向で3日続伸。同社はきょう、パナソニック ホールディングス<6752.T>傘下のパナソニック マレーシアと同国におけるECディストリビューション契約を締結したと発表。これが材料視されているようだ。同社は高品質な日本の製品を紹介するマレーシア国内ユーザー向けECサイト「Inspired Lifestyle Japan」を立ち上げ、メンズシェーバーをはじめとしたグルーミング製品や浄水器などの商品販売を開始。今後は女性向け美容家電など、より幅広い商品展開を予定しているという。

 HOUSEI<5035.T>=底値圏上放れる。新聞や出版などの紙媒体を主要顧客にシステム開発や運用を主力展開するほか、越境ECなども手掛けている。19日取引終了後、人工知能(AI)顔認証端末「WelcomID」を活用したオフィスセキュリティーに特化したサービス「入退室管理ソリューション」の提供を開始したことを発表、これが投資資金を呼び込む材料となった。同ソリューションは人手不足やセキュリティー不安などを解消するものとして、今後の需要獲得が期待される。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS