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満を持してデジタルリリースされたLiSAの新曲「REALiZE」は、話題のアニメーション映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』の日本語吹替版主題歌!初のハリウッド映画コラボと、LiSA新章の幕開けにふさわしい今作が、LiSAのアーティストとしての魂と強くリンクする!

INTERVIEW & TEXT BY 阿部美香

この先の新たな道を走り出す準備が整った!



――新曲、お待ちしていました!そしておめでとうございます!

LiSA ありがとうございます!

――「REALiZE」はアーティスト・LiSAとしての2023年第1弾新曲。LiSAさんご自身の環境にも、しばしの充電期間を挟んで、とても喜ばしい出来事がありました。そういった公私の変化を経て、この曲からLiSAさんの新章がスタートするな!というワクワク感が、すごくするんです。ご本人は、どう感じてます?

LiSA うーん……そうですね。今までの自分を区切るとすると、細かくいえば7章くらいになっちゃうんですけど(笑)、大きく10年を一区切りとするなら、第2章をしっかりスタートする感じ。デビュー10周年以降は、その先の10年をどんなふうに進んでいこうかな?と考えて計画して、どこか試しながら進んできた感じがしていたんですけど……今は「準備、整いました!」みたいな(笑)。この「REALiZE」を皆さんにお届けすることで、また新しいLiSAが始まっていく実感は、すごくあります。

――おそらく日常生活は今までと違った意味でも、すごく忙しいと思うんですが……今、とてもいい顔してますしね。

LiSA あはは、してます?(笑) 多分、これが数年前だったら、プライベートで今みたいな大きな選択をしたとしても、こんなに安らかな気持ちで何ヵ月も制作を休んでいられなかったと思うんですよ。目の前のこともそうだし、先のことを考えて、コレもやらなきゃ、アレもやらなきゃって、焦ってしまっていたと思う。でも今は、「今こそ私は休まなくちゃいけない」とか「次に走り出すための準備をしなきゃいけない時期なんだ」と納得して、ちゃんとお休みすることができたんです。だから今回の「REALiZE」を出すタイミングも、今ですごく良かったなと思っていますね。

――確かに、例えコロナ禍でも、楽曲制作もライブも止めずに、ずっと走り続けていましたからね。

LiSA そうなんですよ。しかも前までは、自分で全部考えてやってかなきゃ!みたいな気持ちだったから、焦りもあったんですけど、去年から今年にかけて、今までほどフルパワーでいかない1年にできたのは、LiSAチームのみんなが、ちゃんとみんなに楽しんでもらえる計画を考えてくれてたから。だから私も安心してお休みができたし、「REALiZE」の情報解禁の時も、ファンのみんながSNSでものすごく喜んでくれて嬉しかったです。

まるでバンドのような堀江晶太との楽曲制作



――その「REALiZE」は、映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』日本語吹替版の主題歌。LiSAさんが初めてハリウッド映画とコラボレーションするというのも大ニュースでした。歌もパワフルでサウンドも今まで以上にビッグ。「これぞLiSAのROCK!」と声を大にして言いたい、強烈にかっこいい衝撃を喰らいました。既にヘビロテ確定!

LiSA そんなに?ありがとうございます!

――クリエイティブも、LiSAさんの作詞は当然として、作曲には今のLiSAナンバーには欠かせない存在であるPENGUIN RESEARCHの堀江晶太さんをお迎えして。

LiSA 晶太くんとはずっと、これからのLiSAの10年をどんなふうに生きていったらいいか、という話はしてたんですね。そんな中から生まれた1曲が、この「REALiZE」でもあるんです。やっぱり私は、腕をぶんぶん腕振り回したいし、晶太くんは節目節目で、私がやろうとしてることを受け取って、進化したLiSAをいつも作ってくれてきた。例えば「Rising Hope」も、田淵(智也)先輩のメロと晶太くんのアレンジで一緒に作ってくれたLiSAになったし、今回の「REALiZE」も腕振り回したい!っていう私の望みを、晶太くんが一緒に楽曲に落とし込んで、すごくアップデートしてくれた感じがします。

――楽曲としては、もちろん『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』とのリンクが最重要だったと思いますが、具体的なテーマはどう考えていったんですか。

LiSA 『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』は、『スパイダーバース』シリーズの2作目になるんですけど、私が感じたスパイダーマンは、どちらかというとダークなイメージがあったんですね。それが一番のベースにありつつ、作品側からも“ド派手でロック”な曲がいいというオーダーもいただいてました。

――腕をぶん回したい!と思っていたLiSAさんの想いが通じたかのようなオーダーでしたね(笑)。

LiSA そうそう(笑)。特に今回の映画は、色んなスパイダーマンがマルチバースに集結して戦いを繰り広げるお話。ヒーローが全員集合するのにふさわしい、ド派手なアクションパワーロックをやろう!というのがテーマでしたね。

――実作業はどう進めていきました?

LiSA まずは予告編の映像を晶太くんと観て、デモを作るところからのスタートですね。晶太くんってめちゃめちゃ手が早い人だから、一緒に話をしながら「こういうリフはどう?」「こういうイメージのアレンジはどう?」って、その場でガンガン、トラックを作っていけちゃうんですよ。

――Netflixで配信中のドキュメンタリー『LiSA Another Great Day』にも、堀江さんと楽曲制作しているそんなシーンがありましたよね。

LiSA そうそう、まさにあんな感じですね。しかも今回は、メロディを先に作っていくんじゃなくて、サウンド、アレンジ先行。だから、バンドみたいだなって懐かしく思ったりもしました。私もバンド時代は、みんなでスタジオに入ってメンバーとあーだこーだ言いながらリズムやコードを決めて、アレンジを先にしてから、私が家にそれを持ち帰ってメロディと歌詞をつけて……ってやってたから。

――スタジオ代もバカにならないから、アイデアに詰まると辛いんですよね(笑)。

LiSA そうなの!一晩中スタジオに籠もってやったのに、結局1曲もできなかったりすると、めっちゃヘコむんですよ(苦笑)。なんかすごく懐かしいですね。

ヒーローとしての自分を自覚することで、人は強くなれる



――そういうバンドのような共同作業で楽曲の方向性ができ、堀江さんがメロディをつけ、LiSAさんは歌詞に取りかかったと。「REALiZE」の歌詞は、ヒーローが運命に抗いながら限界を超えて、自分にしか実現できない戦いを経て、その先へ進むんだ!という意志が描かれている。『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』の主人公・マイルスの物語にシンクロする部分もありつつ、今までLiSAさんが常々歌ってきた魂も感じましたし、LiSAヒストリーの第2章をスタートする今のLiSAさんの心境にも寄り添うリリックになっているなと思いました。

LiSA 私もそう思います。今回の『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』のテーマでもあると思うんですけど、マイルスはヒーローになってしまうことで、過酷な使命を背負ってしまうんですよね。世界を救うという選択をすることによって、今までの先輩スパイダーマンはみんな、自分の大切な人を亡くしたり、大事なものを失ってきた。それを考えたら、私もスパイダーマンみたいだなと思ったんですよ。スパイダーマンは偶然、クモに刺されてヒーローになってしまった人で、私は歌手というヒーローに憧れてなった人という違いはあるけど、今まで歩んできた10年ちょっとの中で、自分が望んだヒーローになるためには、その裏で犠牲……と言うと大袈裟だけど、守り切れないものも確かにあったし、全部がいいことばかりじゃなかった。自分自身の幸せと、アーティスト・LiSAとしての幸せを叶えるためにやらなきゃいけないこととを、いつも天秤にかけながら歩いてきたんです。

――すごくわかります。

LiSA 今回、私が決断した選択もそうですよね。ずっと突っ走ってきた音楽活動を一旦、お休みすることだったり、母になることだったり……自分が生きていくためには、覚悟を持って何かを選んでいくことが大事だし、その決断が新しい力になる。スパイダーマンという大きな使命を背負ったヒーローたちに、私の気持ちがすごく重なったんです。でもそれは、決して私だけのことでもなくて。何かの仕事を続ける人や夢を追いかける人、すべての人に通じると思うんですね。自分が今どうしたいかを自覚して、覚悟を持って何かを選択して生きていく人たちみんなが、気持ちを重ねてくれる曲になるといいなと思いながら、歌詞を書きました。

――しかも今回の『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』のマイルスは、世界と愛する人の両方を守りきるという、今までのスパイダーマンが為し得なかったことに挑戦する決断を下す。自分自身の幸せとアーティスト活動を両立するという決断をしたLiSAさんに、そこも重なりますね。

LiSA 作品を観た皆さんがそう思っていただけたら嬉しいです。

――今までのアニメタイアップ曲も、LiSAさん自身のその時々の境遇にすごくシンクロすることが多かったですし、今回も作品に呼ばれたのかな?

LiSA あはは、そういう星の下に生まれてるんですかね(笑)。

――この曲の「REALiZE」というタイトルは“自覚する”という意味で、歌詞にも“見極めろ 自覚しろ”というワードがあり、誰かの賞賛や共感に依存せず“いつだって満たしてくれるのは 自分しかいないんだよ”と、まさにLiSAさんらしい言葉が綴られているし、映画の物語へのエールにもなっている。自覚が強さを生むんですよね。

LiSA そう思います。私が今回、歌詞のテーマにしたところは本当にそこで、ヒーローとしての自分を自覚した時に、すごく強くなれるんだよということを伝えたかったんです。この映画のマイルスも、前作の『スパイダーマン:スパイダーバース』では、最初は自分がスパイダーマンになったことに戸惑ってました。でもスパイダーマンとしての責任や自覚を持った時に、彼はスパイダーマンのプロになった。だから仲間を守ったり、戦いに突撃していけるようになったんだと思うんです。そんな彼を見て、私自身のことも思い出しました。

――どんなことですか?

LiSA デビューの翌年くらいだったかな?LiSAチームの偉い人に、「プロ意識を持て」って言われたんですよ。「LiSAのプロになれ!」って。その言葉があって私も変われたから、マイルスの気持ちはすごくわかる気がします。



ミキシングにZakk Cerviniを起用



――「REALiZE」は堀江さんと一緒に、曲作りの最初からサウンドやアレンジにこだわっていたとおっしゃっていましたが、今回、楽曲のミキシングをblink-182やAll Time Lowなど、海外の有名アーティストを多数手がけているプロデューサー/エンジニアのZakk Cerviniにオファーしたのも、こだわりの一環ですか?

LiSA そうですね。『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』はハリウッド映画なので、それに似合う音像が欲しかったというのもあるんですけど……元々私が好きなサウンドや、今も昔も聴いている音楽が洋楽のロックやパンクがすごく多いんですね。だったらミキシングも海外の方に!というのを言い出しやすいし、試せるチャンスだなと思ったんです。

――以前から、Zakk Cerviniにも注目されていた。

LiSA そう。私が最近聴いているアーティストも、昔から好きだったアーティストも、CD聴いて「これかっこいい!」と思ってクレジットを見たら、だいたいZakkさんがやってることが多くて。パンク系もやってるし、ヘビーロックもやってる。「REALiZE」という楽曲にも絶対合うなと思ってオファーしましたし、晶太くんとも最初からそういうつもりで考えていたというのはありますね。

――完成形を聴くと、今までのような濃密なLiSAサウンドから、また一歩踏み越えた新しいサウンドになっているのがよくわかります。

LiSA 曲のメッセージとしてのテーマともう1つ、今回やりたかった音楽としてのテーマは、新しいLiSAサウンドだったんですよ。やっぱり音楽を10年続けていると、作る音にも慣れてくるじゃないですか。「REALiZE」の歌詞にも書いたけど、私の理想は現状維持じゃなくて、そこをどんどん超えていくことなんですね。進化したいけど、どう進化すればいいんだろう?……みたいなことをずっと模索していたんですが、その進化ポイントの一つが、今回はサウンドでした。初めてLiSAの声に触れた感覚、音としての私の声を聴いてワクワクした気持ちになれる音作りを、晶太くんと意識していたので、それを実現するにはZakkさんの力が欲しいな!って思いました。

――確かに、楽器の音たちもシンプルに鳴っていながらすごくリッチでパワフルですし、ボーカルのスケール感もそれに負けないパワーを放ってちゃんと耳に迫ってくる。LiSAさんの声の表現が、今まで聴いてきたものとは明らかに違う感じがしましたね。

LiSA そうなんですよ。私からは、Zakkさんが手がけてきたアーティストを例に、こういう音像にしてもらいたいという要望はLiSAチームに伝えて、やりとりは任せていたんですけど、海の向こうから音源が返ってきたのを聴いて、私も晶太くんも「スゲー!」って爆笑しちゃいました、かっこ良すぎて!私が洋楽アーティストを見つけて、「うわっ、めっちゃかっこいい!何これ!?」って笑っちゃう感じを、私の音楽でも感じてほしかったから、もう大成功だなって思いましたね。

――狙い通りですよ。

LiSA やりとりの中で、さらに細かいニュアンスのオーダーもさせてもらったんです。今回目指したのはグローバル感のあるサウンドではあるけど、日本語吹替版の主題歌でもあるから、サビは日本人が聴くことをちゃんと意識して、私と晶太くんでJ-POP的なメロディ、邦楽的としての聴え方でいてほしいと思ったんですね。なので、Zakkさんにはミキシングもちょっと日本寄りの細やかさを意識してもらいました。Zakkさんは、ONE OK ROCKやELLEGARDENなどの日本人アーティストも手がけているので。よく聴くとすごい細かいところまでこだわってくれてますよね。

――ヘッドホン推奨曲ですよね。

LiSA 本当にそう思います。演奏メンバーはいつもと変わらないのに、特にドラムなんかはすごいムキムキの外国人ミュージシャンが叩いてるような音になっているのも、すごいなって思ったし。

――音が深いしデカい(笑)。

LiSA そうそう(笑)。でも、私はそれがめちゃめちゃ嬉しかったんですね。おそらく繊細なボーカルが乗っていたら、そんなドラムの音を作れないと思うんですよ。多分、Zakkさんが私の歌を聴いて、あえてそういう音像を作ってくれたと思う。私のボーカルなら、周りのサウンドがデカくても負けないと思ってくれたんだろうし、LiSAのボーカルの強みを、すごく活かしてもらえて。元の音源にはストリングスも目一杯入ってたんですけど、どう出すかの押し引きも絶妙。日本のアニソンの感覚だと、もっと壮大にストリングスをずっと鳴らしたくなっちゃうところだけど、ちゃんと、いる場所がハッキリしてるから、より効果的に聴こえますよね。



スパイダーバース世界のLiSAにも注目



――ボーカルワークも、いつもと感じが違う。パートによってとてもエフェクタブルに聴こえたり、複雑に絡み合っている感じがして、そこが“新しいLiSAの声”を感じる一因かも。

LiSA そうなんですよ。ボーカルを何重か重ねているところも、ストレートな歌声を重ねるんじゃなく、あえてエフェクトをかけたボーカルを重ねているんですよね。

――ちなみに、途中でLiSAさんが英語で何か喋ってますけど……?

LiSA あ、気づきました?(笑)。そこはですね、作品に寄り添いたい!という気持ちの表れですね。『スパイダーマン』のすごく大事な言葉の中に、「大いなる力には大いなる責任が伴う」というのがありまして。それを英語で引用したので、『スパイダーマン』ファンの皆さんにも、ぜひこの曲、楽しんでいただきたいです。

――作品とのコラボとしては、ジャケットアートも見逃せませんね。映画の制作に携わったアニメーターさんが、“スパイダーバース世界のLiSA“を描き下ろしてくれたんですよね。

LiSA そうなんですよ!私の写真を送って描いていただいたんですけど、『スパイダーマン』の世界に自分が入れたみたいで、めっちゃ嬉しくて!その写真のために髪も金髪にしたので。

――こういうキャラクター、いそうですもんね。

LiSA ありがとうございます。これが実写映画だったら、私の姿を作品に入れてもらうことって不可能じゃないですか。自分がずっとアニソンを歌わせてもらってきたからというのもあるけど、初めてハリウッド映画とコラボさせてもらえた作品が『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』というアニメーションで、本当に良かったなと思います。劇場の迫力ある音響で、「REALiZE」をフル尺で聴いてもらえるのも嬉しいし、それにふさわしい1曲が出来ました。“新しいLiSA”の歌を、ぜひ多くの方に聴いてもらえたら嬉しいです!



●楽曲情報

日本語吹替版主題歌

LiSA

「REALiZE」



作詞:LiSA 作曲・編曲:堀江昌太(SACRA MUSIC)

6月14日(水)0時より配信開始

配信リンクはこちら

●作品情報

『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』

原題 『SPIDER-MAN: ACROSS THE SPIDER-VERSE』

6月16日(金)全国の映画館で公開

US公開日:6月2日予定



監督:ホアキン・ドス・サントス、ケンプ・パワーズ、ジャスティン・K・トンプソン 脚本:フィル・ロード&クリストファー・ミラー、デヴィッド・キャラハム

声優:シャメイク・ムーア、ヘイリー・スタインフェルド、ジェイク・ジョンソン、イッサ・レイ、ジェイソン・シュワルツマン、ブライアン・タイリー・ヘンリー、ルナ・ローレン・ベレス、ヨーマ・タコンヌ、オスカー・アイザック

日本語吹替版声優:小野賢章(マイルス・モラレス/スパイダーマン)、悠木碧(グウェン・ステイシー/スパイダー・グウェン)、宮野真守(ピーター・B・パーカー/スパイダーマン)、関智一(ミゲル・オハラ/スパイダーマン2099)

日本語吹替版音響監督:岩浪美和

日本語吹替版主題歌:LiSA 「REALiZE」

“救うのは、愛する人か、世界か――。”

かつてのスパイダーマンたちが受け入れてきた哀しき定め。

今初めて、その<運命>に抗うひとりのスパイダーマンが現れる。

スパイダーマン VS 全てのスパイダーマン

史上かつてない戦いが始まる!

ピーター・パーカー亡きあと、スパイダーマンを継承した高校生マイルス。共に戦ったグウェンと再会した彼は、様々なバースから選び抜かれたスパイダーマンたちが集う、マルチバースの中心へと辿り着く。そこでマイルスが目にした未来。それは、愛する人と世界を同時には救えないという、かつてのスパイダーマンたちが受け入れてきた<哀しき定め>だった。それでも両方を守り抜くと固く誓ったマイルスだが、その大きな決断が、やがてマルチバース全体を揺るがす最大の危機を引き起こす…。

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