アイクポッドらしいUFO型の機械式ダイバーズにはブルーダイヤルがよく似合う
UFOのようなアイコニックなデザインが時計ファンを惹きつける、スイスの腕時計ブランド・IKEPOD(アイクポッド)より、ダイバーズである「SEAPOD」シリーズの新モデル「SEAPOD S007 Enzo」(20万9000円)が登場。
フリーダイバーのパイオニアである、エンゾ・マイオルカ氏から命名された新モデルは、一目でIKEPODとわかるUFO型のケースと、ダイバーズらしい深い海の中のようなブルー色ダイヤルの取り合わせ。ヴィンテージ感と近未来感を合わせ持つユニークなデザインが、腕元を楽しく演出します。
さまざまな歴史上の人物や著名人の名前を冠するIKEPODのウォッチですが、今回オマージュを捧げたのは、イタリアのフリーダイバーであるエンゾ・マイオルカ氏。1960年〜1988年の28年もの長きに渡り、フリーダイビングにおいて幾多の記録を塗り替え続けたパイオニアです。
SEAPODシリーズ共通のデザイナーは、タグ・ホイヤーなども手掛けたファブリス・ゴネ氏。1990年代半ばに登場して時計ファンに新鮮な驚きを与えたUFO型のケースデザインを継承。ユニークなルックスですが、オモテからウラへとなめらかに流線型を描くフォルムは、装着時には手首の骨に乗る形となり、着け心地も良好です。
インパクトがありながらもシンプルな形状は、ダイバーズの定番カラーである深いブルーも引き立つデザインとなっています。時針分針に加え、独特な形状のインデックス、そして逆回転防止ベゼルのドット部もルミノバ仕様になっており、夜間や海中での視認性を確保。
シリコンのバンドはシンプルなブラック。ケースサイズは直径46mmとやや大振りながら、丸みを帯びたデザインにより、スマートな印象にまとまっています。
200mの確かな防水性能を持ち、風防にはサファイアガラスを採用。日本製の機械式ムーヴメント(MIYOTA9039)も搭載しています。
重い印象になりがちなダイバーズですが、これならカジュアルな普段着にも気軽に合わせられそうです。
>> IKEPOD
<文/&GP>
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