【専門店の進化レシピ】焼かずに揚げる⁉「シン・しょうが焼き」に挑戦♪低温で揚げると柔らかジューシー♡
管理栄養士のともゆみです。大人も子どももみんな大好きな「しょうが焼き」ですが、先日ちょっと変わったしょうが焼きを見つけました。ニュース番組『news every.』で放送された、しょうが焼き専門店が作るしょうが焼きは、なんと焼かないんです。焼かずに揚げるとか。こうすることで、想像を絶するやわらか~な食感が叶うと言います。いろいろ思うところはありましたが、どれほどやわらかなしょうが焼きになるのか、試しに作ってみようと思います!
【料理の裏ワザ】プルプル柔らか~い「しょうが焼き」に挑戦♪これが豚こま肉⁉ナゼこんなにジューシー⁉
ちょっと前に『news every.』で、しょうが焼きのお店を特集をしていて、いろいろなお店のしょうが焼きを紹介していました。どれもボリュームがあってがっつり飯って感じでおいしそうだったのですが、藤沢市にある「豚菜」のしょうが焼きは「焼く」のではなく「揚げる」という作り方をしていました。低温で揚げることで、ジューシーでやわらかく仕上がるとのことでしたが、「油っぽくなっちゃわない?」って思いました。ベチャッとしたしょうが焼きは食べたくないです。果たして結果はいかに…。
豚菜の「しょうが焼き」想像して作ってみた!
番組では材料と作り方は紹介していたのですが、レシピ自体は全くなく、タレの分量なども言われていなかったので、わたしが補完して作ってみます。
【材料】
豚ロース肉…200g(6枚)
小麦粉…適量
揚げ油…適量
〈A〉
しょうゆ…大さじ2
砂糖…大さじ1
日本酒…大さじ1
みりん…大さじ2
鷹の爪…1本
おろししょうが…3cm
赤みそ…小さじ1
【作り方】
1. 小鍋にAを入れ、ひと煮立ちさせておきます。
2. 赤身と脂肪の間にあるスジに切れ目を入れます。
3. バットに小麦粉を入れます。豚肉に万遍なく小麦粉を付けます。
4. 160℃の油で豚肉を1分揚げていきます。
低温なので油が飛び散ることもなく、ラクチンです。
5. 1分経ったら、ザルなどにあけて油を切ります。
火は通っていますが、焼き色は全く付きません。
6. 1のタレに5を浸します。
タレに浸すと見た目が一気にしょうが焼きっぽくなりました。
7. 皿に盛り付けて出来上がりです。キャベツの千切りとミニトマト(ともに分量外)を添えました。
おお~、やわらか~♡
なんてやわらかいんでしょう。わたしがいつも作るしょうが焼きも小麦粉を付けて焼くので、やわらかく仕上げているつもりでしたが、その比ではありません!噛んだ時の抵抗が全くなく、小さい子どもも嫌がらずに食べられるほどのやわらかさです。そしてこのタレ、とてもおいしく出来ました!甘辛さの中にも、赤みそがほんの少し入っただけで深みが増して、いつもとは少し違う風味の濃厚なたれになりました。ご飯との相性もバッチリでしたよ。
気になっていた油っぽさについては、なぜ?っていうほど油っぽさを感じません。揚げたと言われなければ全くわかりませんね。
鉄のフライパンで作った時の焦げ感や香ばしさはありませんが、とにかくこのやわらかさは感動モノですよ!
疲労やだるさには豚肉を
働きすぎや睡眠不足、ストレスなどで人は疲労を感じます。疲労は思考力や体力を低下させ、免疫力も弱めてしまいます。疲労回復には、十分な睡眠、栄養バランスのよい食事が重要になります。特に食事は疲れているとおろそかになりがち。麺類などの単品で済ますのでなく、肉や魚、野菜などバランスよく食べるのが回復の近道です。
豚肉は、ビタミンB1の含有量が食品の中でもトップクラスです。糖質はビタミンB1がなければ代謝ができず、エネルギーとして使うことができません。ビタミンB1を摂取することで、糖質をエネルギーに変換し、体や脳の働きを高めます。それにより、疲労やだるさ、イライラの解消などにつながります。豚肉はたんぱく質も豊富に含まれています。たんぱく質が不足すると体力をはじめとする体全体の機能低下を招きます。十分なたんぱく質を摂取することは健康維持に欠かせません。ビタミンB1やたんぱく質の豊富な豚肉は疲労回復に特におすすめできる食材です。
とにかくやわらかく仕上がるこの「焼かずに揚げるしょうが焼き」。よかったら作ってみてくださいね。
参考文献:
一生役立つ きちんとわかる栄養学 監修 飯田薫子 寺本あい 西東社
【料理の裏ワザ】プルプル柔らか~い「しょうが焼き」に挑戦♪これが豚こま肉⁉ナゼこんなにジューシー⁉
ちょっと前に『news every.』で、しょうが焼きのお店を特集をしていて、いろいろなお店のしょうが焼きを紹介していました。どれもボリュームがあってがっつり飯って感じでおいしそうだったのですが、藤沢市にある「豚菜」のしょうが焼きは「焼く」のではなく「揚げる」という作り方をしていました。低温で揚げることで、ジューシーでやわらかく仕上がるとのことでしたが、「油っぽくなっちゃわない?」って思いました。ベチャッとしたしょうが焼きは食べたくないです。果たして結果はいかに…。
豚菜の「しょうが焼き」想像して作ってみた!
番組では材料と作り方は紹介していたのですが、レシピ自体は全くなく、タレの分量なども言われていなかったので、わたしが補完して作ってみます。
【材料】
豚ロース肉…200g(6枚)
小麦粉…適量
揚げ油…適量
〈A〉
しょうゆ…大さじ2
砂糖…大さじ1
日本酒…大さじ1
みりん…大さじ2
鷹の爪…1本
おろししょうが…3cm
赤みそ…小さじ1
【作り方】
1. 小鍋にAを入れ、ひと煮立ちさせておきます。
2. 赤身と脂肪の間にあるスジに切れ目を入れます。
3. バットに小麦粉を入れます。豚肉に万遍なく小麦粉を付けます。
4. 160℃の油で豚肉を1分揚げていきます。
低温なので油が飛び散ることもなく、ラクチンです。
5. 1分経ったら、ザルなどにあけて油を切ります。
火は通っていますが、焼き色は全く付きません。
6. 1のタレに5を浸します。
タレに浸すと見た目が一気にしょうが焼きっぽくなりました。
7. 皿に盛り付けて出来上がりです。キャベツの千切りとミニトマト(ともに分量外)を添えました。
おお~、やわらか~♡
なんてやわらかいんでしょう。わたしがいつも作るしょうが焼きも小麦粉を付けて焼くので、やわらかく仕上げているつもりでしたが、その比ではありません!噛んだ時の抵抗が全くなく、小さい子どもも嫌がらずに食べられるほどのやわらかさです。そしてこのタレ、とてもおいしく出来ました!甘辛さの中にも、赤みそがほんの少し入っただけで深みが増して、いつもとは少し違う風味の濃厚なたれになりました。ご飯との相性もバッチリでしたよ。
気になっていた油っぽさについては、なぜ?っていうほど油っぽさを感じません。揚げたと言われなければ全くわかりませんね。
鉄のフライパンで作った時の焦げ感や香ばしさはありませんが、とにかくこのやわらかさは感動モノですよ!
疲労やだるさには豚肉を
働きすぎや睡眠不足、ストレスなどで人は疲労を感じます。疲労は思考力や体力を低下させ、免疫力も弱めてしまいます。疲労回復には、十分な睡眠、栄養バランスのよい食事が重要になります。特に食事は疲れているとおろそかになりがち。麺類などの単品で済ますのでなく、肉や魚、野菜などバランスよく食べるのが回復の近道です。
豚肉は、ビタミンB1の含有量が食品の中でもトップクラスです。糖質はビタミンB1がなければ代謝ができず、エネルギーとして使うことができません。ビタミンB1を摂取することで、糖質をエネルギーに変換し、体や脳の働きを高めます。それにより、疲労やだるさ、イライラの解消などにつながります。豚肉はたんぱく質も豊富に含まれています。たんぱく質が不足すると体力をはじめとする体全体の機能低下を招きます。十分なたんぱく質を摂取することは健康維持に欠かせません。ビタミンB1やたんぱく質の豊富な豚肉は疲労回復に特におすすめできる食材です。
とにかくやわらかく仕上がるこの「焼かずに揚げるしょうが焼き」。よかったら作ってみてくださいね。
参考文献:
一生役立つ きちんとわかる栄養学 監修 飯田薫子 寺本あい 西東社