坂道もスイスイ。改正道交法をクリアしたお手軽電動キックボードを早速活用してみない?

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7月1日から施行される改正道路交通法によって、新たな車両区分として定められる「特定小型原付(特定小型原動機付自転車)」。最高速度や車両サイズ、保安部品装備などの基準を満たした、“電動キックボード”のような小型の乗り物が特定小型原付に当たり、16歳以上かつナンバープレートの取り付けや自賠責への加入があれば、免許がなくても乗れるようになります。

そんな“特定小型原付”タイプの電動キックボードが、改正道交法施行の7月1日に合わせて、電動モビリティブランドのYADEA(ヤディア)から登場!

日本専用モデルとなる「KS6 PRO」(19万8000円)は、改正道交法に適応しているのはもちろんのこと、日本の道路にマッチした走りが特徴。細い道でも小回りが利き、坂道もスイスイ上れます。

“特定小型原付”としての基準をクリアした当モデルの最高速度は20km/h。歩道での走行が可能となるECOモード(特例モード)も搭載しており、その場合の最高速度は規定内の6km/hとなっています。

気になる航続距離は、1回の充電(約5時間)で最大約60km。ちょっとした買い物やお出かけなら余裕で走り切り、20〜30km圏内であれば通勤(往復)に利用することも可能。定格出力500Wのパワフルなモーターは登坂能力15度となっていて、坂道の多い日本の道もグングン突き進みます。

ブレーキは、フロントにドラムブレーキ、リアにディスク+電動ブレーキを搭載しているため、しっかりと安全に止まれます。フロントにはサスペンションも装備しているので、ちょっとした段差ならスムーズに乗り越えることができ、乗り心地は快適。また、タイヤには10インチの耐パンク加工タイヤを採用しています。

その他にも、ヘッドライト、テールランプ、ブレーキランプ、ウィンカーなどの保安部品もきちんと装備。特定小型原付から必要となった“最高速度表示灯”もハンドルエンドに搭載し、車道や自転車道を走る“Sモード”では緑に点灯、歩道や路側帯を走る“ECOモード”では緑に点滅します。

最大荷重は110kgとなっているため、大柄の男性が乗っても大丈夫。安全面を考えると雨の日の走行には向きませんが、IPX4の防水性能を備えているので突然の雨で多少濡れる程度なら問題ありません。

車両サイズは約1192×520×1258mmで、重さは22kg。ハンドルポストを折り畳めるので、車に積んで出かける時や家にしまっておく時はコンパクトに収納することが可能です。

より身近な存在となった特定小型原付タイプの電動キックボード。運転免許を持っていない人やマンション暮らしなどで家に駐車場がない人、勤務先が家から近い人などは、生活スタイルを変える新たな移動手段として検討してみてはいかがでしょうか?

>> YADEA

<文/&GP>

 

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