【真のタモリレシピ】巷に氾濫する「タモリ流生姜焼き」をタモさんの訂正版レシピで正しく作ってみた♪
3月31日は長寿番組『タモリ倶楽部』の最終回でした。最後を飾る番組のテーマは、なんと「巷の皆さん間違ってますよ!タモリ流〇〇レシピを訂正しよう」。なんで?と思いますよね。実は…。タモリさんのレシピはとても人気なのですが、どういうわけか、上書きされた間違ったレシピが氾濫しているというんです。タモリさんは強い口調で、「だから正しいレシピで今日は作る!」と。なるほど~。というわけで、訂正版レシピで「真のタモリ流生姜焼き」を作っていきます。
【タモリレシピ】ほったらかしでプリプリ食感に!タモさんの「鶏むね肉のおいしい食べ方」を試してみた♪
「タモリ流の生姜焼き:訂正版」の材料と作り方
【材料】※2人分
・豚肉...6枚(生姜焼き用の「なるべく高いやつ」)
・玉ねぎ...1個(新玉ねぎでも可)
・しょうが...30g
・しょうゆ...大さじ3
・みりん...大さじ2
・料理酒...大さじ1
・砂糖...小さじ1
・小麦粉...適量
【作り方】※調理時間:15分
1.ボウルにしょうゆ、みりん、料理酒、砂糖を入れてよく混ぜておきます。
※砂糖が残らないようにしっかり溶かして混ぜておきましょう。
2.玉ねぎをスライサーでスライスします。
※「生姜焼きとは半分は豚肉を食う料理で、半分は玉ねぎを食う料理」とタモリさんは言ってました。番組では出演者のリクエストで包丁でのスライスも披露していましたが、薄く切れるのであればどちらでも可です。
3.しょうがを皮ごとおろし、調味料のボウルに入れて混ぜます。
4.豚肉の両面に小麦粉を薄くまぶします。
※小麦粉をつけ過ぎないように気をつけましょう。多めにつけておいて、軽く叩いて落とすやり方が簡単です。
5.テフロン加工のフライパンに油を引かずに豚肉を入れ、中火で焼きます。
※「(肉の脂を指差しながら)油引かない、油引かない!こんなに脂あるから油引かない!」とタモリさんは言ってましたが、番組で使っていたのはどう見てもロースではなくバラですので、この発言は正しいと思います。今回わたしはロースを使いましたが、出来上がりが知りたかったので同様に油を引かずに焼いています。また、「フライパンに火をつけたら待たずにすぐ肉を敷くこと」とも言ってましたが、先に肉を敷いてから火をつける方が確実です。
ここで問題なのは、肉がそれなりに大きいのでフライパンに一度に乗らないことです。重ねて焼くのではひっくり返す目安が分かりづらくなりますので、今回は3枚ずつ焼いてみました。ちなみに番組ではフライパン2つ使って、3枚ずつ焼いていましたよ。
6.肉の表面がピンク色から白に代わったら、ひっくり返します。
7.両面同じように焼きます。
8.フライパン1つで作りましたので、いったん3枚を皿によけておきます。お次の3枚を焼いていきます。
9.2度目の肉3枚に火が通ったら、焼いておいた8の肉も戻し、2の玉ねぎを投入します。
※ネットに氾濫している「タモリ流生姜焼き」のレシピには「玉ねぎは電子レンジで加熱しておく」と書いてありますが、タモリさんは「間違い!そんなこと一言も言ってないです」とピシャリ!なので、電子レンジで加熱はしません。
10.続けて3のタレも投入して、混ぜながら焼きます。
11.玉ねぎに適度に火が入ったら、火を止めます。
12.皿に盛り付けて、出来上がりです。
以前、あたらしい日日でもタモリさんの生姜焼きが紹介されていましたが、バラ肉を使っていること、みりんと酒の量が多めなこと、玉ねぎを電子レンジ加熱していること、しょうがと玉ねぎが少ないことといった違いがありました。あと、火加減が書いてなかったので、今回の放送を見ていない人はきっと強火で作るに違いないと思います。それでももちろん、おいしいのですけどね。
今回、わたしがタモリさんの生姜焼きを再現してみて分かったのは、タモリさんが本当に自分で料理をする人なのだということでした。例えば「普通は(肉を)タレに漬けこむんだよね。でもこんな薄い肉を濃いタレに漬け込むと硬くなるだけなの。後でタレを入れれば十分味がつきますから」というタモリさんの言葉ですが、本当にその通りです。厚みがあるなど、中まで味が染み込みにくい材料は漬け込みが必要ですが、生姜焼き用の肉は大抵2~3mmです。実際にこのレシピで作ると分かりますが、本当に漬け込みは不要です。
「玉ねぎは電子レンジで加熱しておく」と書いてありますが、「間違い!そんなこと一言も言ってないです」という言葉も、すごく意味のある言葉です。玉ねぎは電子レンジで加熱することで、時短になる、辛味が飛ぶなどいろいろなメリットがあります。しかしタモリさんが試食タイムで言っていた「これ、半分は玉ねぎを食べる料理だからね」というところに、この理由があります。
玉ねぎはその切り方によっても食感が変わりますし、調理によっても変わります。ですので、玉ねぎを生姜焼きで味わいたい人が、電子レンジで加熱という方法は絶対に選ばないと思うのです。少なくともわたしは、タモリさんに賛成です。試食タイムでゲストのみなさんも「玉ねぎとしょうががおいしい」と言っていたのは、タモリさんがそのように作ったのですから、当然のことだと思います。生姜焼きは自由度のかなり高い料理だと思いますが、少なくとも「〇〇さんのレシピ」と言う以上は、意図は汲むべきだとわたしは思います。
今回ロースで作ってみましたが、脂少なめでしつこくない生姜焼きが出来上がりました。脂が少ないから物足りないかと言うと全くそんなことはなく、肉と玉ねぎとしょうがとタレのバランスが絶妙な生姜焼きになりました。終始中火で調理しているため、肉が薄いのに硬くならずに柔らかで、これは確かに絶品です。バラの方が脂の旨味を感じられると思いますので、次回はバラで作ってみたいものです。
せっかくですので、肉3枚分は丼にしてみました。タレがダイレクトにご飯に染みて、とてもおいしいです。出来上がりの味はしょうゆの種類や砂糖の量で微妙に違ってきますが、こんな簡単に出来ておいしい生姜焼きは初めてです。感激しますので、とにかく作ってみてください!
【タモリレシピ】ほったらかしでプリプリ食感に!タモさんの「鶏むね肉のおいしい食べ方」を試してみた♪
「タモリ流の生姜焼き:訂正版」の材料と作り方
【材料】※2人分
・豚肉...6枚(生姜焼き用の「なるべく高いやつ」)
・玉ねぎ...1個(新玉ねぎでも可)
・しょうが...30g
・しょうゆ...大さじ3
・みりん...大さじ2
・料理酒...大さじ1
・砂糖...小さじ1
・小麦粉...適量
【作り方】※調理時間:15分
1.ボウルにしょうゆ、みりん、料理酒、砂糖を入れてよく混ぜておきます。
※砂糖が残らないようにしっかり溶かして混ぜておきましょう。
2.玉ねぎをスライサーでスライスします。
※「生姜焼きとは半分は豚肉を食う料理で、半分は玉ねぎを食う料理」とタモリさんは言ってました。番組では出演者のリクエストで包丁でのスライスも披露していましたが、薄く切れるのであればどちらでも可です。
3.しょうがを皮ごとおろし、調味料のボウルに入れて混ぜます。
4.豚肉の両面に小麦粉を薄くまぶします。
※小麦粉をつけ過ぎないように気をつけましょう。多めにつけておいて、軽く叩いて落とすやり方が簡単です。
5.テフロン加工のフライパンに油を引かずに豚肉を入れ、中火で焼きます。
※「(肉の脂を指差しながら)油引かない、油引かない!こんなに脂あるから油引かない!」とタモリさんは言ってましたが、番組で使っていたのはどう見てもロースではなくバラですので、この発言は正しいと思います。今回わたしはロースを使いましたが、出来上がりが知りたかったので同様に油を引かずに焼いています。また、「フライパンに火をつけたら待たずにすぐ肉を敷くこと」とも言ってましたが、先に肉を敷いてから火をつける方が確実です。
ここで問題なのは、肉がそれなりに大きいのでフライパンに一度に乗らないことです。重ねて焼くのではひっくり返す目安が分かりづらくなりますので、今回は3枚ずつ焼いてみました。ちなみに番組ではフライパン2つ使って、3枚ずつ焼いていましたよ。
6.肉の表面がピンク色から白に代わったら、ひっくり返します。
7.両面同じように焼きます。
8.フライパン1つで作りましたので、いったん3枚を皿によけておきます。お次の3枚を焼いていきます。
9.2度目の肉3枚に火が通ったら、焼いておいた8の肉も戻し、2の玉ねぎを投入します。
※ネットに氾濫している「タモリ流生姜焼き」のレシピには「玉ねぎは電子レンジで加熱しておく」と書いてありますが、タモリさんは「間違い!そんなこと一言も言ってないです」とピシャリ!なので、電子レンジで加熱はしません。
10.続けて3のタレも投入して、混ぜながら焼きます。
11.玉ねぎに適度に火が入ったら、火を止めます。
12.皿に盛り付けて、出来上がりです。
以前、あたらしい日日でもタモリさんの生姜焼きが紹介されていましたが、バラ肉を使っていること、みりんと酒の量が多めなこと、玉ねぎを電子レンジ加熱していること、しょうがと玉ねぎが少ないことといった違いがありました。あと、火加減が書いてなかったので、今回の放送を見ていない人はきっと強火で作るに違いないと思います。それでももちろん、おいしいのですけどね。
今回、わたしがタモリさんの生姜焼きを再現してみて分かったのは、タモリさんが本当に自分で料理をする人なのだということでした。例えば「普通は(肉を)タレに漬けこむんだよね。でもこんな薄い肉を濃いタレに漬け込むと硬くなるだけなの。後でタレを入れれば十分味がつきますから」というタモリさんの言葉ですが、本当にその通りです。厚みがあるなど、中まで味が染み込みにくい材料は漬け込みが必要ですが、生姜焼き用の肉は大抵2~3mmです。実際にこのレシピで作ると分かりますが、本当に漬け込みは不要です。
「玉ねぎは電子レンジで加熱しておく」と書いてありますが、「間違い!そんなこと一言も言ってないです」という言葉も、すごく意味のある言葉です。玉ねぎは電子レンジで加熱することで、時短になる、辛味が飛ぶなどいろいろなメリットがあります。しかしタモリさんが試食タイムで言っていた「これ、半分は玉ねぎを食べる料理だからね」というところに、この理由があります。
玉ねぎはその切り方によっても食感が変わりますし、調理によっても変わります。ですので、玉ねぎを生姜焼きで味わいたい人が、電子レンジで加熱という方法は絶対に選ばないと思うのです。少なくともわたしは、タモリさんに賛成です。試食タイムでゲストのみなさんも「玉ねぎとしょうががおいしい」と言っていたのは、タモリさんがそのように作ったのですから、当然のことだと思います。生姜焼きは自由度のかなり高い料理だと思いますが、少なくとも「〇〇さんのレシピ」と言う以上は、意図は汲むべきだとわたしは思います。
今回ロースで作ってみましたが、脂少なめでしつこくない生姜焼きが出来上がりました。脂が少ないから物足りないかと言うと全くそんなことはなく、肉と玉ねぎとしょうがとタレのバランスが絶妙な生姜焼きになりました。終始中火で調理しているため、肉が薄いのに硬くならずに柔らかで、これは確かに絶品です。バラの方が脂の旨味を感じられると思いますので、次回はバラで作ってみたいものです。
せっかくですので、肉3枚分は丼にしてみました。タレがダイレクトにご飯に染みて、とてもおいしいです。出来上がりの味はしょうゆの種類や砂糖の量で微妙に違ってきますが、こんな簡単に出来ておいしい生姜焼きは初めてです。感激しますので、とにかく作ってみてください!