(C)スポニチ

写真拡大

 15日、阪神競馬場で行われたG3・アーリントンカップは武豊騎乗、オオバンブルマイが大外から鮮やかな差し切りV。重馬場も苦にすることなく重賞2勝目を飾った。このレースの1着〜3着馬には、NHKマイルカップ(5月7日・東京・G1・芝1600m)への優先出走権が与えられる。

アーリントンC、勝利ジョッキーコメント
1着 オオバンブルマイ
武豊騎手
「初めて乗せてもらったんですけど、調教ですごく良い動きをしていたので、期待していました。最後、外に出てからギアが入った感じになって、届くなと思いました。まずスタートを決めたいなと思っていて、五分には出てくれたので、もう少し道中楽について行けるかと思ったんですけど、思ったより少し躊躇していて、でも直線は良い脚でした。ポジション的には良いところが取れたなと思ったんですけど、あまり行きっぷりがそんなに良くなかったので、ちょっと心配していたんですけど、外出てムチ入れたら変わりましたね。(NHKマイルに向けて)距離も克服したし、東京も勝っていますしね。この世代のマイルでトップレベルにいる1頭だと思いますし、チャンスはあると思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 15日、阪神競馬場で行われた11R・アーリントンカップ(G3・3歳オープン・芝1600m)は、武豊騎乗の5番人気、オオバンブルマイ(牡3・栗東・吉村圭司)が勝利した。アタマ差の2着にセッション(牡3・栗東・斉藤崇史)、3着に2番人気のショーモン(牡3・栗東・橋口慎介)が入った。勝ちタイムは1:33.9(重)。

 1番人気で松山弘平騎乗、ユリーシャ(牝3・栗東・中村直也)は11着、3番人気で川田将雅騎乗、ナヴォーナ(牡3・栗東・矢作芳人)は7着敗退。

【京王杯2歳S】横山武「思った通りの競馬出来た」オオバンブルマイが重賞初勝利V

ゴール前は大混戦

 5番人気に支持された武豊騎乗、オオバンブルマイが鮮やかな差し切りを決めた。道中は中団で虎視眈々と末脚を温存し、直線勝負でじわじわと大外へ。届かないと思われたところからグングンと差し脚を伸ばし、ゴール寸前で測ったかのように差し切った。

オオバンブルマイ 4戦3勝
(牡3・栗東・吉村圭司)
父:ディスクリートキャット
母:ピンクガーベラ
母父:ディープインパクト
馬主:岡浩二
生産者:サンデーヒルズ

【全着順】
1着 オオバンブルマイ
2着 セッション
3着 ショーモン
4着 シルヴァーデューク
4着 トーホウガレオン
6着 ドクタードリトル
7着 ナヴォーナ
8着 キョウエイブリッサ
9着 スカイロケット
10着 オーシャントライブ
11着 ユリーシャ
12着 ヤクシマ
13着 タリエシン
14着 アイルシャイン
15着 ティニア
16着 タイセイクラージュ
17着 ランスオブサウンド
18着 マルチャン