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 4月3日、フジテレビ系の朝の情報バラエティ番組『めざましテレビ』が放送30年目を迎えた。放送30周年イヤーとして『めざましテレビ』では様々な試みを開始。番組キャラクターの「めざましくん」がバーチャル出演、「全国フェス&グルメ中継」など様々な企画が発表された。

 中でも「目玉」とされたのが、番組の新テーマソングの発表であった。新テーマソングは『うっせぇわ』のヒットのほか、劇場版アニメ『ONE PIECE FILM RED』にてウタの歌唱キャストを担当した歌い手のAdoが歌う『いばら』に決定。スタジオにはAdoが声だけ生出演した。

 『めざましテレビ』のテーマソングは基本1年ごとで交代となるが、「顔を明かしてない覆面歌手」のテーマソング担当は初となる。『いばら』の作詞作曲は、昨年のNHK紅白歌合戦にも出場したVaundyが担当。Adoは本楽曲について「朝はとてもエネルギーが必要なので、皆の源になるような歌になれば」と抱負を語っていた。

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 若い世代に人気のAdoとVaundyのタッグという事で、ネットでは盛り上がったのだが、その一方で今回の楽曲に関しては、例年以上に懐疑的な声が相次いだ。

 『いばら』は激しい曲調で、Adoの特徴であるシャウトや巻き舌などが使われており、ネットでは「朝に合わない」「朝から激しい曲はやめてほしい」「めざましテレビの雰囲気に合わない」「毎朝これを聞くのか」「朝からAdoは重すぎない?」といった声が相次いだ。

 現に先月まで放送されていたテーマソングは、なにわ男子の歌う『サチアレ』という、なにわ男子が楽しく歌い上げる爽やかな歌であったために、「声が朝の感じじゃない」「もう『めざまし』は見たくない」といった声が多く上がった。

 もっとも、『いばら』はAdoおよびVaundyのファンからは好評のようで、「こういうのもアリかも」「Adoは朝の曲でもAdoだった」「朝には合わないけど良い曲だと思う」といった声もあった。
Adoの抜擢は『めざましテレビ』としては、かなり冒険的な試みだったと思われるが、吉と出るか凶と出るか…?