【ミシュラン店のまかない丼】残り食材をアルミホイルに包んで「簡単ホイル焼き」に挑戦!ご飯も包むの⁉

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先日『あさイチ』で「簡単ホイル焼き」が紹介されていました。レシピを教えていたのは東京・千駄ヶ谷にあるミシュラン1つ星レストラン「sincere」のオーナーシェフ石井真介さん。ホイル焼きはシェフにとって、お母さまが忙しい日の作り置きご飯として作ってくれた思い出の味だそうです。冷蔵庫にある残り食材で、簡単に丼のようなおいしい一品を作れるとのこと!さっそく冷蔵庫の中をチェックして…。

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「簡単ホイル焼き」のおいしい秘訣…それは食材を重ねる順番にあり!

2022年11月1日放送の『あさイチ』はアルミホイルの活用術を特集していました。アルミホイルには熱が通りやすく、水分を逃しにくく、保温性に長けているという特徴が。なので、食材を包んで焼くと、おいしさを逃さずにふっくらと仕上がるとのこと。

「簡単ホイル焼き」考案者の石井シェフによると、食材を重ねる順番にコツがあり、”肉の上に野菜を乗せる”ことで野菜の香りが肉に移り、肉の臭み消しになるのだそうです。

今回のレシピ「簡単ホイル焼き」は、ご飯も一緒に包みます。この場合、ご飯、肉、野菜の順番に重ねることで、加熱して出てくる肉汁と野菜のおいしいエキスを余すことなくご飯に吸わせることができるそうですよ。しかも、ご飯と具を一度に加熱できるので、具だくさんの丼のような一品が簡単に作れるんですって。

これは、ぜひ忙しい日のメニューとして覚えておきたいところ。さっそく冷蔵庫の中をチェックして、材料を用意しましょう!

冷やご飯と残り野菜をホイルで包むだけ♪「簡単ホイル焼き」を作ってみた!

今回の材料で必要不可欠なのが冷やご飯、鶏もも肉、ケイパー、レモン、バターです。野菜や海鮮はその時に冷蔵庫にあるもので十分とのこと。

筆者は今回、ピーマン、しいたけ、ミニトマトを用意しました。カレー粉もあると風味がよくなるそうなので、ぜひご用意くださいね。



【材料】(1人分)
冷やご飯…100g
鶏もも肉…100g
ケイパー…10粒
国産レモン(スライス)…2枚
バター…20g
カレー粉…少々
塩・こしょう…各適量
しいたけ…1枚
ピーマン…1個
ミニトマト…3個

1.野菜を食べやすい大きさに切ります。



しいたけとピーマンを小さめのひと口サイズに、ミニトマトを半分に切りました。

2.鶏肉を食べやすい大きさに切り、塩、こしょう、カレー粉を振って下味を付けます。



カレー粉を多めに振ると肉の臭みが消え、風味がよくなりますよ。

3.アルミホイルを2枚用意し、それぞれの端を重ねます。その幅は10㎝程度。こうすることで、大きな「1枚」として使います。焦げ付き防止のためにアルミホイルにバター(分量外)を塗っておきましょう。



縦30㎝×横25㎝くらいの大きさに2枚切りました。1枚のアルミホイルの上にもう1枚を10㎝くらいの幅で重ね、縦50㎝×横25㎝くらいの大きさとなるようにしました。

アルミホイルの中央部、具材を乗せるあたりにバター(分量外)を薄く塗っておきます。

4.アルミホイルの上にご飯、肉、野菜の順に具材をのせます。



おいしさの秘訣を守ってご飯、鶏肉、野菜の順に重ねました。ちなみに玉ねぎを輪切りにして使う場合は火が通りにくいので、ご飯の下に置くのがポイントだそうです。

5.4の上にケイパー、レモン、バターをのせてアルミホイルで包みます。



重ねた具材の上にバター、レモン、ケイパーを乗せました。重ねるだけなので簡単です♪

ケイパーは石井シェフおすすめの食材。酸味があるので、塩味をあまり付けていなくてもケイパーの香りと酸味で食が進むそうです。筆者はおすすめ通り、10粒をのせました。

アルミホイルはすべての端を折り込んで包みました。

6.トースターで25分ほど焼きます。



アルミホイルの継ぎ目から溶けたバターが出る可能性があるので受け皿の上に乗せました。トースター設定250℃で25分焼きます。後はトースターにお任せなので楽ですね♪

ご飯がふっくら♪軽い酸味とバターの風味でピラフのようなおいしさに



完成しました!アルミホイルの包みを開けると、ふわ~っとバターとレモンの風味が広がります♪鶏肉にもしっかりと火が通っていますよ。



石井シェフおすすめのケイパーを乗せて食べてみます。軽いコクと酸味があり、他の食材ではマネできないような風味があります。

鶏肉はジューシーでやわらか~い♪冷やご飯を使いましたが、ご飯もふっくらしています。全体的にバターとレモンの風味が染みわたり、軽やかなピラフを食べているかのようです。

出来立てを食べるとホカホカ♡寒くなる季節にもってこいのお助けレシピですね♪


調味料をチェンジして中華風にアレンジしてみた!

番組では、先ほどの「簡単ホイル焼き」の調味料を変えると中華風になるとも紹介していました。バターをゴマ油に、ケイパーを豆板醤に、カレー粉をコリアンダーに変えて作ってみます。

野菜は冷蔵庫にある物を使って、在庫一掃しちゃいましょう♪



【材料】(1人分)
冷やご飯…100g
鶏もも肉…100g
豆板醤…小さじ1/2~1
ゴマ油…大さじ1
コリアンダー(粉末)…少々
塩・こしょう…各適量
しいたけ…1枚
玉ねぎ…1/8個
ブロッコリー…2房



作り方は先ほどと同じです。アルミホイルにゴマ油(分量外)を薄く塗って、ご飯、鶏肉、野菜を重ね、豆板醤とゴマ油を上からかけました。

アルミホイルの端をすべて折り曲げて、トースター250℃で25分焼きました。

ゴマ油の風味が広がり、炒めていないチャーハンのよう♪



中華風に味付けにした「簡単ホイル焼き」もトースターで25分焼いて完成しました。こちらはアルミホイルを開けるとゴマ油の香りが広がります♪



筆者は辛い味が苦手なため、豆板醤を小さじ1/2杯と控えめにしたので、少し物足りない味でした。

豆板醤の代わりに、コチュジャンや甜面醤を小さじ1杯にすれば、味が引き締まったかなと思います。



「簡単ホイル焼き」は具だくさんに作れるので、これひとつで丼メニューのように楽しめました。そして調味料を変えることで洋風、中華風になるのも面白かったです。みそやしょうゆを使えば、和風の「簡単ホイル焼き」も作れそう♪

具材を準備し、アルミホイルに包んで冷蔵庫に入れておけば、忙しい日の食事に大活躍するはずです。みなさんもぜひ、ご飯、肉、野菜の順番に具材を重ねて「簡単ホイル焼き」を作ってみてくださいね!