【鳥羽レシピ】生で食べるって斬新!「カリフラワーのサラダ」作ってみた♪マッシュルームももちろん生♡

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管理栄養士のともゆみです。スーパーに行ってもスルーしがちな野菜のマイベスト1は「カリフラワー」。茹でるかピクルスにするかしか思いつかないので、あまり食指が動かず、結果手にとることがほとんどありません。でもミシュランシェフの鳥羽周作さんが情報番組『スッキリ』で披露していたのは、「生で食べるカリフラワーのサラダ」。生のまんまスライスして使うんですって。一緒に投入するマッシュルームも生。生で食べるとどんなお味なんでしょう?試しに作ってみよう♪

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「カリフラワーのサラダ」の材料と作り方

【材料】
カリフラワー…1個
ホワイトマッシュルーム…1個
塩…適量
オリーブオイル…適量
ワインビネガー…大さじ1
アンチョビ(ドライタイプ)…適量
粗びき黒こしょう…適量
※画像のカリフラワーがカットされている理由は、1個丸ごと売っておらず…半分に切られているものを2個買ったためです。



【作り方】
1.  カリフラワーを半分に切ります。今回は半分に切られているものを買ったのでそのままです。断面が平らなところを確認し、ボウルにスライサー又は包丁でカリフラワーをスライスします。
※半分の大きさではスライスしにくかったので、小さ目に切りました。



カリフラワーを1/2個スライスしたところで、そこそこ多い量になり、全量使ったら食べきれるかわからなかったので、今回は半分だけで作ってみることにします。



2.  別のボウルに、マッシュルームをスライサーか包丁を使ってスライスします。



3.  1のボウルに入れたカリフラワーに、塩、オリーブオイル、ワインビネガーを加えて和えます。
使ったカリフラワーの量が半分だったので、ワインビネガーも半分量にしようと思いましたが、味見してみて酸味が強くなかったので全量入れました。塩、オリーブオイルは適量とありますが、今回、塩は3振り、オリーブオイルは大さじ1入れました。



4.  皿に盛り付け、2のマッシュルームをトッピングします。



5.  アンチョビを適当な大きさに手でちぎって散らします。最後にこしょうを振って出来上がりです。



コリコリ食感がたまらない!洗練されたレストランの味



わぉ!びっくり、めっちゃおいしい♡ 上品なレストランの味です。
カリフラワーはコリコリした食感でほんのり甘さがあります。薄くスライスされているので、舌ざわりがよく食べやすいです。そこにアンチョビの強い塩味にコクと旨味、マッシュルームの旨味と上品さ、粗びきこしょうがアクセントとして加わって、全てがうまくまとまっています。味付けに使用したワインビネガーの穏やかな酸味と、多めの粗びきこしょうが洗練されたレストランの味にしてくれました。カリフラワーもマッシュルームも生で食べたことがなかったのですが、とてもおいしいです。「食べたことのないものを食べてみたらおいしかった」という感動があります。家で出てくるような庶民的なサラダではないですね。

カリフラワーの栄養

カリフラワーはビタミンCが多く含まれる野菜です。ビタミンCはウイルスに対する抵抗力をつけて、病気にかかりにくくしてくれます。また、細胞同士をつなぐコラーゲンの形成に関わり、細胞を丈夫にするので、肌を美しくしてくれます。食物繊維も多く、腸内にたまった老廃物を排出し、からだの内側からもきれいにするので、ビタミンCとの相乗効果で美肌へと導いてくれる働きがより期待できます。また、アブラナ科特有のアリルイソチアシアネートを含み、がん予防の働きもあるとされています。


あまり馴染みのない生のカリフラワーとマッシュルームですが、上品さとそのおいしさにわたしはとても気に入りました。カリフラワーのコリコリとした小気味よい食感はクセになって、箸が止まらなくなります。カリフラワー1/2量で作りましたが、これなら1個使っても食べきれたと思いました。おすすめです。一度お試しください。

参考文献:
からだによく効く食べ物大事典 監修 三浦理代 池田書店
からだのための食材大全 監修者 池上文雄 他 NHK出版