【鳥羽レシピ】ミシュランシェフの「砂肝の唐揚げ」は食感がレべチ!切り込みを入れれば火入れが簡単♪

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日テレの朝の情報番組『スッキリ』で、筆者が大好きなのが「のびしろレシピ」。敬愛するミシュランシェフの鳥羽周作さんが教えてくれる、主役になれない食材を応援するコーナーです。今回セレクトしたのは「砂肝」。確かになかなか手に取らないし、調理法もよく知らない人、多いのでは?この「砂肝の唐揚げ」はスタジオでも大好評だった逸品。まさに主役級のおいしさだったようです。

【鳥羽レシピ】ミシュランシェフの”最高の砂肝料理”…「アヒージョ」作ってみた!え、こんなに柔らかいの⁉

【鳥羽シェフレシピ】「砂肝の唐揚げ」の材料と作り方

【材料】※1人分
・砂肝…200g
・にんにく…2g
・しょうが…5g
・酒…15ml
・薄口しょうゆ…15ml
・塩…ひとつまみ
・薄力粉…15g
・片栗粉…25g
・レモン(国産)…お好み

にんにくとしょうがはすりおろしておきます。(チューブでもOK)



【作り方】※調理時間:10分

1.砂肝の盛り上がっている方を上にしてまな板に置き、5㎜幅程度の切り込みを縦に入れます。



2.切り込みを入れた砂肝にしょうゆ、酒、にんにく、しょうが、塩を入れます。



3.全体をよく混ぜて味を馴染ませたら、余計なタレはキッチンペーパーで軽く拭き取っておきます。


※余計な水分があると焦げる原因になります。もったいないように思うかもしれませんが、ここは大事なポイントです。

4.片栗粉と薄力粉を加えて、衣がつくように軽く混ぜます。


※2つの粉を合わせることで、片栗粉のカリッとした食感と、薄力粉のサクサクした食感が混ざった衣になります。この5:3の割合が黄金比です。

5.フライパンに多めの油を敷いて、揚げ焼きにします。



6.全体がきつね色になるように、時々転がしながら揚げます。



7.器に盛り付けて、出来上がりです。レタス(分量外)とカットレモンを添えて。



揚げ物は茶色なので、レタスなどの鮮やかな色の野菜と一緒に盛り付けると映えますし、レモンを絞るとスッキリ食べられます。砂肝は基本火を通すのが難しいのですが、切り込みを入れることで火が通しやすくなります。衣のカリッとした感じと、砂肝自体のコリっとした食感がとてもいい感じで、特に揚げたてはジューシーさもあって、とてもおいしいです。

このレシピでは薄口のしょうゆを使うレシピになっていますが、薄口しょうゆは濃口に比べると塩分が1割程度高く、色が淡くて香りがおとなしいのが特徴です。濃口の方が一般的で、薄口はしょうゆの色を抑えたいときに使いますので、砂肝の色が濃いところをさらに濃くしたくなかったのかもしれないと勝手に考えています。

砂肝を使った料理はかなり限られてしまいますが、こうして唐揚げにできるとすっかり主役級。比較的安く手に入る砂肝が、こんなにおいしくなっちゃうのかと驚きです。超おすすめです。ぜひ、作ってみてください!