【食料保存の超ワザ】野菜をストッキングに入れ土に埋めてみた!2か月放置したら…【サステナ昭和暮らし】

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料理大好き、手抜き料理が得意なkimiko♪です。みなさん、野菜の保存ってどうしていますか? 令和の今では当たり前のように冷蔵庫の野菜室、ですよね。でも、冷蔵庫が普及していなかった昔はどうしていたのでしょう。実はわたし、そんな時代の古い雑誌の記事を読む機会があったんです。で、とても興味深い内容だったので、実際に試してみることに。何と、土に埋めるんですよ。2週間、さらに2週間、そして2か月が経ちました…。

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「野菜の冬季保存に古ストッキング」の記事はこの雑誌から…



当メディア『あたらしい日日』の背景には、月刊『家の光』という家庭雑誌の存在があります。
その歴史は古く、大正14年の創刊。この記事は、古い月号の記事のなかからピックアップしました。当時の読者が実際におこなっていた野菜の保存方法を家庭雑誌『家の光』に投稿したものだと思われます。

画像は、当時の記事を書き写したものです。ストッキングが日本で普及したのが昭和40年前後ですから、その時代の記事でしょうか?『家の光』の読者は農家さんも多いようなので、畑がある農家の方の野菜の保存方法なのでしょうね。

さっそく、野菜をストッキングに入れて、庭の家庭菜園に使っている畑に埋めてみましょう。

埋めたのは、12月の中旬。

家にあった野菜が、にんじん、じゃがいも、里芋です。



さっそく野菜をストッキングに入れます。



わが家の今年の冬は、畑に何も植えていないので畑の隅の方に穴を掘ります。



ストッキングに入れた野菜を埋めていきます。



ストッキングの上部をちょっと地上に出して目印にします。



野菜を埋めてから、2週間後のお正月!に掘り返してみました。
2週間の間に、雨も降ったし雪も霜もあったから心配です。



ストッキングを引っ張ったら出てきました。



ストッキング越しに見た感じでは変わりありません。



なんか、埋めたときよりみずみずしい感じがします。
でも、冬の2週間なら冷蔵庫でも大丈夫そうなので、再度埋めます。



またまた2週間後の1月中旬に取り出してみます。



スッ、ポンッと出てきました。



なんともなさそうです。



全然、大丈夫そう!
また、埋めちゃえ!!と畑に戻します。



それから、ついつい忘れていました。
2回目に掘り出してから1か月以上、はじめて埋めたときから2か月以上たった2月下旬。春植えの野菜苗を植える準備のため畑に肥料を撒きに行った際…ストッキングを見つけました!
慌てて掘り出したら、にんじんの根っこが少し見えます。



触ってみたら、フニャフニャでもなくしっかりとしています。



まずは洗ってみようと流しへ。



ストッキングから出し、水洗いをします。



ゴシゴシと洗ったわけでもないのに、にんじんのひげ根っこはなくなっていました。



よく見ると、じゃがいもも根っこが出ています。
じゃがいもの根っこは取りのぞけば食べられます。じゃがいもの芽は食べてはいけませんよ~毒がありますからね!また、皮が緑色に変色していたら、同じく毒ですので、食べるのはやめましょう。



皮をむいて適当な大きさに切り分け煮込むことにします。
切り口を見ても分かるように、すっごいみずみずしいのです。



水300mlを沸騰させ、めんつゆをお好みの濃さに入れ野菜を煮ていきます。



野菜が煮えたら、器に盛りアサツキを散らします。出来上がりです。



食べてみると、味も食感も収穫したてのような新鮮なおいしさでした。

ストッキングを使った昭和の野菜保存方法に感激です。保存する前よりも新鮮になった感じさえします。
2か月以上も放置していた野菜とは思えないです。昔は保存袋なんてなかったし、冷蔵庫もそんなに普及していなかったはず。何もなかった時代だからこそ、昭和のお母さんたちの知恵ってすごいですね。

でも、やってみて…現在の家で土に埋めることの難しさを感じました。
庭があっても穴を掘ることは難しいです。花壇でも難しいですよね。
大きめのプランターに埋めたら、どうなるのか気になります。
プランターで出来るなら、便利かもしれないですね!

もし、野菜を埋める土があるならやってみるのもいいかもです!

昭和の野菜の保存法、よかったら試してみてください♪

※土に埋めた野菜の安全性は十分確認してから調理してください。鮮度に少しでも不安のある場合は絶対に食べないようにしましょう。