【農家直伝】レモンを丸ごとジャムに！か・ら・の「レモン味豚ステーキ」作ってみた♪後味すかっと☆爽やか
前回、皮も種も白いワタも捨てない「レモンジャム」を紹介しましたが、今回はその応用レシピ！佐賀県の農家直伝「レモン味豚ステーキ」です。レモン果汁入りソースをかける"レモンステーキ"は食べたことあるけど、レモンジャムで肉を焼くのは初めて（笑）。ほろ苦いジャム入り調味料に豚肉を漬け込んで焼く…ってコレおいしくないわけがないでしょ～♡じゃ、ウキウキで作りまーす♪
さっぱりもこってりも両方嬉しい～！「レモン味豚ステーキ」
材料（2人分）
豚ロース肉…2枚
塩・こしょう…各適量
［A］
レモンジャム（市販品でも代用可）…大さじ2
しょうゆ…大さじ2
酒…大さじ2
おろしにんにく（チューブでも可）…小さじ1
作り方
1. 豚肉は脂身をとり、叩いて薄くして、塩、こしょうをふる。［A］を合わせて、肉を10分漬け込む。
肉を叩いているとその音を聞きつけ子どもが寄ってきました（笑）。
こういう作業、子どもは好きですよね。叩くのは包丁の背でも十分でしたが、安全に麺棒を使ってみんなで叩きました。
肉の表面を叩くと繊維がほぐれ、柔らかに仕上がるそうです。
［A］を合わせ、よく混ぜたら、
まんべんなく肉を浸します。焼く前に常温に戻しておくと均一に火が通るため、冷蔵庫には入れずこのまま10分放置します。
2. フライパンに油を熱し、1から肉を取り出し焼く。
焼き始めると、食欲をそそる香ばしさが部屋中に！腹ペコにはたまらない～。中火で6分程度焼きました。レモン果肉の少し焦げた感じも楽しみです。
3. よく焼けたら、肉を皿に取り出し、フライパンに残った漬け汁を入れ、弱火で沸騰させる。
フライパンに残る肉汁も余すことなく活用！焦がさないように弱火で。とろみがついたらOK！
4. 付け合わせの野菜を添え、豚肉に3をかけたら完成。
ではさっそくいただいてみましょう。おっ、おいしーい！
レモンの存在感をしっかり感じるのは、果肉がソースに絡んでいるからかな。
酸味のあるジャムに付け込んだおかげでしょうか、豚肉は旨みがつまっていて、超柔らかい～。
あとからレモンの風味が口に広がり、さっぱりとした後味に箸が止まりません。
子どもたちにも大好評♪「白いご飯がすすむ～！」と喜んでいました。
野菜はお肉のソースだけで食べきり、ドレッシングいらず。
いつもの味つけにアクセントをつけたい時や、
「最近こってり重いステーキは食べられなくなってきて…」という方にもぜひ試してほしいレシピですね。
レモンジャムの漬け汁で「唐揚げ」作ってみた！
「レモン味豚ステーキ」を焼いている最中に、この漬け汁、他にも活用できるんじゃ⁉ と思ったんです。
ということで、わたし流アレンジで「レモン風味唐揚げ」を作ってみました！
材料（1人分）
鶏もも肉（唐揚げ用）…200ｇ
小麦粉…大さじ2
油…適量（揚げ油用）
［A］ ※比率はレモン味豚ステーキの漬け汁と同じ。
レモンジャム…大さじ4
しょうゆ…大さじ4
酒…大さじ4
おろしにんにく（チューブでも可）…小さじ2
※鶏をしっかり漬け込むため、［A］は「レモン味豚ステーキ」の2倍量で作りました。
作り方
1. ポリ袋やジッパー付き保存袋などに、鶏もも肉、［A］を入れ、冷蔵庫で30分程度漬け込む。
漬け汁の偏りが出ないよう、空気を抜いてしっかり口を結びます。
ポリ袋の場合は2重にするか、ジッパー付き保存袋に入れると安心！
2. 袋に小麦粉を入れて揉みこむ。
小麦粉の代わりに片栗粉でもOK。食べる時の食感が変わるのでお好みで♪
3. 鍋で揚げ油を熱し、落とした小麦粉が上がってくる程度の温度になったら2を入れる。鶏肉をひっくり返しながら4分程度揚げる。
4. 鶏肉を一度油から取り出し、キッチンペーパーの上で2、3分休ませる。
真っ黒にならないように様子を見ます！
5. 鶏肉を再び火が通るまで2分程度揚げ、キッチンペーパーの上で軽く油を切る。
二度揚げすることでカラッとジューシーに仕上がります！
付け合わせの野菜とカットレモン（ともに分量外）とともに器に盛れば、出来上がり！
唐揚げって「レモン汁かけるか否か」という論争があるみたいですが、これは最初からたっぷりレモンのエキスに浸っているので議論の余地もないですね（笑）。
さっそくいただきまーす！
こ、これは…レモンの漬け汁がめちゃくちゃいい仕事しています！
油っこくなりがちな唐揚げですが、ほどよいレモンの酸味が甘辛い味わいとともに口の中に広がって…やばい、箸が止まりませ～ん。
子どもたちも大好きな唐揚げですが、「あ、レモン味だね？」と驚きつつ、ぱくぱくと平らげていました。
このレモンの漬け汁、豚の生姜焼きや鶏肉のソテーなどにも絶対合います◎
とにかく万能♡ 国産レモンが手に入りやすいこの時期にぜひお試しください。
