セツブンソウ自生地を一般公開 庄原市総領町
雪深い県北に春を告げる「セツブンソウ」の花が庄原市総領町の自生地で小さく愛らしい姿を見せています。
旧暦の節分の頃に花を開くセツブンソウはキンポウゲ科の山野草で、庄原市総領地区では1987年から天然記念物に指定して自生地を保護しています。
自生地の広さや花の咲く密度は西日本一と言われ、町内30カ所ほどのうち7カ所約6千6百㎡が一般公開されています。
節分草保存会 矢吹正直理事長「一気に咲き始めた感じで例年よりだいたい10日ぐらい早いペースで咲いているのかなというふうに思っているところです」
セツブンソウ自生地の一般公開は来月5日までで、間もなく花のピークを迎えそうです。