咄嗟に妻夫木は「トレーナーさんを困らせたらダメですよ」とフォローすると、塙は「こんなにスベるとは思わなかった……」と少しショックを受けた様子だ。気を取り直して、伊藤は注文された商品を渡すときのポイントを踏まえて実践。コツは「お客さんとのアイコンタクト」、そして「おじぎ」を忘れないこと。伊藤が「こちらが、『ごはんかるび』になります」と笑顔で接客すると、妻夫木は「初々しいなあ」と大喜び。トレーナーも「とてもよかったですよ!『ありがとうございます』や『ごゆっくりお召し上がりください』など添えると、なお良いですね」とアドバイスした。

2人の接客の様子を見て妻夫木は「塙さんは問題外ですけど、伊藤さんは初々しくて、通いたくなっちゃう。そんな伊藤さんに『ごはんかるび』を作ってもらいたいなー」とリクエストすると、伊藤は「やったー!」と大喜び。そんな様子を見た塙はいきなり夜マック店長になりきり「ワンごはんかるびプリーズ!」と言うと、伊藤は「サンキュー」と、マクドナルドのクルーになりきって答えた。

妻夫木のリクエストを受けて、伊藤が「ごはんかるび」作りに挑戦。その様子を塙がハンディカメラで中継し、そして妻夫木は夜マック店長としてその様子を見守る。妻夫木は「実際に作っているところを見る機会ってなかなかないですよね。企業秘密だと思っていました」とワクワクした様子だ。

まずは、基本の手洗いから。トレーナーのレクチャーのもと、実際に店舗で行っているのと同じ手順で手洗いをした伊藤は「以前、医療従事者の役をやったのですが、その時教えてもらったのと同じぐらいしっかり手洗いをするんですね」とコメント。妻夫木も「これは勉強になりますね」と感心した。

伊藤がキッチンへ移動すると、塙が登場。「現場の塙です!マクドナルドYouTuberのふたりです」とボケると、一同大笑い。伊藤はいよいよ「ごはんかるび」作りに挑戦する。まず、トレーナーがお手本として作り方を説明し、その様子を中継しようとした塙は「早くてカメラが追いつかない!」と言うと、妻夫木は「塙さん、微妙にズレています!商品をちゃんと映してください」とツッコミを入れる場面も。お手本を間近で見た塙は「これは想像以上に難易度が高いですよ。特にパティが熱いので取るのが大変かも」とやっと真面目に実況した。

続いて伊藤の番。「地味に緊張します」とドキドキされた様子で、一生懸命「ごはんかるび」を作る伊藤に、妻夫木さんは「ごはんバンズは熱いから気をつけて!」、塙も「上手、上手!」とエールを送る。ソースをのせると伊藤は「ソースの形が可愛い!あと、調理台もあったかいんですね」と作りながらも気づいたことをコメント。

そして、最後の工程、ラッピングにも挑戦する。妻夫木は「ラッピングが難しそうだなあ」と心配そうだったが、伊藤は器用に丁寧にラッピングし、「できたっ!うれしい!!すごく楽しかったです。今すぐマクドナルドで働きたいくらい」と語り、「ひとつひとつの作業が繊細なのに、いつも注文してすぐに出てくるのはすごいですよね」と実際に作ってみての感想も話した。

伊藤が作った「ごはんかるび」を見て、妻夫木は「伊藤さんに一日夜マック店長を任せたいくらいです。上手にできていますよ」とその出来栄えを褒めた。

店舗体験もいよいよ最後、店頭でのお渡し。妻夫木には“お客様役”としてカウンターに移動してもらい、臨時夜マック店長の塙が「お待たせしました!こちら、ごはんと相性ピッタリな新商品、『ごはんかるび』と『ごはんチキンこく旨醤油仕立て』になります!」と言うと、伊藤も「ごゆっくりとお召し上がりください」と満面の笑顔でできたての「ごはんかるび」を妻夫木に渡した。