IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチの試合前、拳を掲げるチェルネカ・ジョンソン【写真:Getty Images】

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海外ボクシングの試合で王者のウェアが血染めに

 米国で16日(日本時間17日)に行われた女子ボクシングの試合で、王座防衛を果たした選手の試合後に驚きの声が上がっている。IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチで、王者チェルネカ・ジョンソンが挑戦者スージー・ラマダン(ともにオーストラリア)に3-0の判定勝ち。激闘を物語るウェアの色に、海外ファンからは「血が彼女のシャツに」「白なのに」などと反響が集まっている。

 試合前とは全く違う。カメラにピースサインを向けるなど、リングに上がる前はリラックスした様子のジョンソン。しかし、ラマダンとの防衛戦は判定までもつれる激闘に。左眉の上を切るなど出血の多かったジョンソンは、着用していた真っ白だったウェアが赤に変色してしまっていた。それでも勝利に嬉しそうな表情を浮かべている。

 実際のビフォーアフター動画をトップランク社公式インスタグラムが公開。「彼女はタフネスさを見せつけた、そして」と文面に記すと、海外ファンからは「彼女のシャツは白なのに」「試合前も後も美しい」「バンドエイドをあげて」「血が彼女のシャツに」「真の勇者」「彼女の額が…」「どうやって切っちゃったの」などとコメントが集まっていた。

 勝った27歳ジョンソンはこれで15勝(6KO)1敗で初の防衛成功。43歳のラマダンは29勝(12KO)4敗となっている。

(THE ANSWER編集部)