感染拡大が止まらない新型コロナ・第7波!本格的な夏休みシーズンが始まりましたが、その過ごし方にはどのような影響が出ているのでしょうか。

予定変更あり(40代)「ちょっと旅行に行きたいなと思ってましたけど友達と、やめました。県外に出て友達が具合が悪くなったりとか私が具合が悪くなたりしたら申し訳ないかなっていうのがあるので」

予定変更あり(30代と小学校3年生)「(群馬の)おばあちゃん家に行く予定がなくなりました。東京を通っていくのでちょっと危ないかなと」

自主的に行動制限をかけるという声があがる一方で、予定は変更しないという声も…

予定変更なし(50代)「妻の実家(富山)に帰る予定です。行動制限ないし多分大丈夫だろうなと思いますけどね」

予定変更なし(80代)「ハワイに行くのホノルル。4回目のワクチンを(8月)5日に打つ。大丈夫よ」

日本航空によりますと、お盆期間中広島空港を発着する国内線の予約数は、前の年の同じ時期と比べると約2.3倍。

中でも北海道・新千歳空港行きの予約率は95.6%とほぼ満席状態です。羽田空港発着の予約率は59.1%。

減っていた便が戻ったことも影響し、感染の再拡大を受け伸び悩みはあるもののいずれも前年の予約数を上回っているということです。

ただ、夏休みの楽しみ方は旅行だけではありません。

中区のファミリープールは、夏休み期間中の週末ということで多くの子どもたちや家族連れでにぎわっていました。

感染が拡大する中お出かけは「近場」を選ぶという人も多いようです。

親子「屋外で遊べるところで、あまり接触しないようなところ(を選んだ)」

親子「(今夏は)遠出は少ないかもしれないですね。こういう遊べる場所があるので十分です」

そして、広島の夏といえば原爆の日もあり、国内のみならず海外からも多くの人が訪れていましたが…

呉阪急ホテル 松浦修司総支配人「お盆の書き入れの時期、おそらく満室になるのではと期待していたんですが、実際今のところ5割程度の入りという状況です」

こちらのホテルでは大和ミュージアムの雰囲気を味わってもらおうと、旧海軍をイメージしたコンセプトルームを新設するなど様々なプランを打ち出していましたが…

松浦修司総支配人「予約状況なんですけども、8月13日土曜日、ホテルの書き入れ時なんですがキャンセルが増えている状況です」

平日は関東や関西からのビジネス利用がメインというこちらのホテル。

感染の急拡大を受け宿泊だけでなく団体の宴会などもキャンセルが増えているといいます。

松浦修司総支配人「大変集客には苦労しておりますが、今後いろんな取り組みをして来てていただけるお客さまに喜んでもらえるように努力していこうと思っております」

3年ぶりとなる行動制限のない夏休み。楽しみ方にはそれぞれの工夫が必要となってくるかもしれません。