まずは理想のタイプと思える異性に申し込もう。5人にアプローチをして、2人から受諾があればそのタイプは自分とマッチしている。

2回目:「話していいかな」と思える人に申し込む
1回目にマッチングできなかったら、「会話くらいはしてもいい」という人に申し込みをする。ここで5人中2人から受諾されれば、このタイプこそ自分とマッチしているということになる。

3回目:「苦手だな」と思う人に申し込む
それでもマッチングできなければ、苦手だと思う人までターゲットの範囲を広げる。

重要なことは、婚活市場における自分のポジションを見つけることだ。自分の理想とする人と、自分に興味を抱いてくれる人は異なる。
横井さんは、結婚相手を選ぶ際は「妥当と妥協」の折り合いをつけることが大切だと述べる。妥協し過ぎてもいけないが、いろいろな異性と出会う中で、結婚に「妥当」だと思える人を見つけることが婚活のコツなのだ。

 ◇

横井さんの著者『オタク婚活はじめます』(すばる舎刊)は、こうした婚活の心得から、実際に出会うためのプロフィール、身なり・マナー、交際中にやるべきことなどが網羅された一冊。

実は横井さん自身もオタクで、30歳になる前まで恋愛弱者だったそうだ。しかし、一念発起し、婚活をはじめ、30歳で結婚。オタク友だちから相談されるようになったという。そういう背景もあり、本書はオタクに寄り添った婚活の方法が書かれている。

一人の方が気楽でいい。趣味に没頭していれば寂しくない。でも、このままでいるのは不安…。そう感じたときがスタートだ。本書を参考にしながら、婚活をはじめてみてはいかがだろう。

(新刊JP編集部)

*1…「国立社会保障・人口問題研究所」ウェブサイトより
https://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/Popular/P_Detail2022.asp?fname=T06-23.htm

【関連記事】

モラハラ夫に共通する「認知の歪み」とは
銀座のママが教える モテる男とモテない男の境界線