「ヘタフェには行かない。それは確実」 ベイルが今夏去就に言及

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ウェールズ代表FWガレス・ベイル(32)が将来に言及した。

レアル・マドリーとの今季最終年の契約をもって、今夏にフリーとなるベイル。現役引退も囁かれた去就だが、ウェールズ代表は先日に欧州プレーオフを制してカタール・ワールドカップ行きを決めた。

自国の64年ぶりとなるW杯出場に向け、ベイルも現役続行が確実視され、新天地がどこになるのかも注目の的に。そのなか、ヘタフェのアンヘル・トーレス会長が選手側からの売り込みを口にしている。

だが、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、渦中のベイルは新天地を決めたか否かを問われると、「いや」と返答。続けて「でも、ヘタフェには行かないよ。それは確実」ときっぱり否定したという。

また、新たなクラブにW杯を見通しての半年契約か、1年契約のどちらを希望するかとの質問に対しては「まだわからない」と煙に巻き、代表活動後に将来を決める見通しを明かしている。

「プレーオフを突破してから4、5日しか経っておらず、試合もあったし、頭を巡らせる時間がないんだ」

「この代表活動が終わったら、休暇に入るし、たっぷりと時間が取れるはず。そこで将来を決めるよ」

そして、ウェールズ代表のW杯出場が自身の去就に「影響あるのは確か」と認めると、自身が移籍先で思い描く理想を続けた。

「W杯に向けてはできる限りフィットした状態でプレーしたい。監督からも全員が出場できる状態を理想だという話があったし、誰もがプレーしたがっている。休暇を楽しんでから、どこで何をしたいのかを決め、試合に出て、W杯に万全の状態で向かいたい」

「今はフットボールをやれるクラブがほしいだけ。レギュラーとしてプレーできれば、少しは身体も丈夫になるはず。出たり、出なかったりだとフィットネスやヘルスの面でリズムを取るのがすごく難しいんだ。どんな選手でも毎週のようにプレーしていると、身体が慣れてより丈夫になってくる」