愛猫の健康と食餌量を適切に管理するのに便利な存在が自動給餌器。決まった時間に毎回決まった量のカリカリ(ドライフード)が出る仕組みで、飼い主さんにとっては非常にありがたい存在なのですが、猫にとってはいつフードが出てくるのか、待ち遠しくもなるようです。

 姿勢を正して機械の前に座り、カリカリが出てくるのを待つ猫の姿がTwitterに投稿されています。

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 お行儀よく自動給餌器の前で待っているのは、ミヌエットのもふぃんちゃん。2021年2月23日生まれの女の子です。

 飼い主さんが大好きで、いつもかまってほしいタイプなんだそうですが、逆にほかの人に対しては人見知りでビビり、と飼い主さんは評します。基本的には少食で「自分で言うのもなんですが、それよりも飼い主と一緒にいたいと言う思いが強い子なんじゃないかと思います(笑)」という感じなんだとか。

 食に対して関心が薄いというもふぃんちゃん、今回のようにフードが出てくるのを待つ、ということは珍しいのだとか。普段は「カリカリが出る音で駆け寄ってきて、しばらく眺めてから食べ始めるか、食べずにどこかへ行きますね(笑)」とのこと。

 実際に、フードが出てきた時の反応を動画で見せてもらったのですが、フードが自動で出てきたのを不思議そうに見つめ、飼い主さんの方を見て「これは何が起こったんでしょう?」とでも言いたげな表情。「わーい、ご飯だ!」という感じではないようです。


 ひょっとしたら、もふぃんちゃんは自動で出てくる仕組みに興味を持ち、フードが出てくる瞬間を観察したくなったのかも。なので少し離れた場所から、機械を眺めているのかもしれませんね。

 そう考えると、もふぃんちゃんの後ろ姿はまるで研究者のようにも見えてきます。いつか謎を解き明かし、自動給餌器を自分で使いこなすようになったら……ちょっと面白そうですね。

<記事化協力>
もふぃん@ミヌエットさん(@mofin_minuet)

(咲村珠樹)