シャオミとライカが提携!7月に新フラッグシップスマホを発表へ

Xiaomi(以下、シャオミ)は23日(現地時間)、ドイツの光学機器・カメラメーカーであるLeica Camera(以下、ライカ)とモバイルイメージング分野において長期的な戦略的提携を行うと発表しています。

これにより、シャオミとライカはモバイルイメージングに関して同じ考えを共有し、両社が共同開発した初のイメージングフラッグシップスマートフォン(スマホ)を今年7月に発表するとのこと。

また両社は今後も優れた技術革新と美的追求を通じて新しいモバイルイメージング時代の光学性能と写真体験を継続的に探求することを熱望していくとしています。


ライカはモバイルイメージング分野でこれまで中国のHuawei Technologies(以下、ファーウェイ)と戦略的提携を行ってきましたが、ファーウェイが2019年5月からアメリカによる制裁によってスマホの出荷台数が急激に減少していることもあり、昨年からはシャープとも戦略的提携を行っています。

これにより、シャープではライカが監修したカメラ機能を搭載するフラッグシップスマホ「AQUOS R6」とライカブランドによるフラッグシップスマホ「Leitz Phone 1」を2021年に発売したほか、今年もフラッグシップスマホ「AQUOS R7」を発表し、日本では7月以降に発売される予定です。

こうした中で新たにライカではシャオミともモバイルイメージング分野にて長期的な戦略的提携を発表しました。シャオミは2010年に設立され、すでに100カ国以上でスマホなどの製品を販売しており、特にファーウェイがスマホの出荷台数を落とす中、代わってスマホの出荷台数シェアで世界3位に踊り出ています。

今回に発表にてXiaomi Groupの創設者で会長兼CEOを務めるLei Jun氏は「Xiaomiは究極のユーザーエクスペリエンス(UX)の開発に重点を置いており、スマホのカメラ機能を最大限に探求することを常に望んでいました。シャオミとライカはお互いの追求とアイデアに同意し、お互いを高く評価しています。」と述べています。

また「この提携はシャオミのイメージング戦略を強力に後押しし、戦略的提携によってスマホカメラの光学設計から画質調整まで両社の革新的な技術と製品開発に対する哲学、そしてイメージングの方向性が前例のない深い融合をもたらすでしょう。」とのこと。

一方、ライカのCEOを務めるMatthias Harsch氏は「本日、シャオミとの長期的な戦略的提携を発表できることを光栄に思います。ライカとシャオミはどちらもグローバルプレミアムブランドであり、このような前例のない深い協力の中で、両社はスマホのカメラ体験において新時代を提供するという目標に次々と取り組んできます。」とコメントしています。

また「最初に共同開発したイメージングフラッグシップスマホは両社の先駆的な進歩を目に見えるものにすることを確信しています。クラシックなライカの美学に基づいてモバイルイメージング分野において卓越した画質と無制限の創造性を提供し、モバイルの新時代を切り開きます。」としています。


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記事執筆:memn0ck


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