トム・ヒドルストン、Apple TV+新シリーズで実在したイギリス人探検家に
『ナイト・マネジャー』や『ロキ』などで知られるトム・ヒドルストンが、Apple TV+のリミテッドシリーズ『The White Darkness(原題)』で主演を務めることがわかった。米Deadlineが報じている。
Apple TV+『The White Darkness(原題)』とは
スー・ヒュー(『Pachinko パチンコ』『ザ・テラー』)が手掛ける『The White Darkness(原題)』は、アメリカ人ジャーナリストの同名著書を原作としており、2016年に挑戦した南極横断中に亡くなったヘンリー・ウォーズリーの最後の冒険が綴られる。
南極をたった一人、1,500キロにも及ぶ距離を80日間で歩くという内容だったが、71日目、残りあと48キロという距離で細菌性腹膜炎を患ってしまう。2日間、テントで苦しんだ後に助けを求め、ヘリコプターで搬送されるも、深刻な事態から抜け出せずそのまま帰らぬ人となった。
ヒューと共同クリエイターを務めるのは『ブラック・スワン』や『マザー!』で知られるマーク・ヘイマン。二人はショーランナーも兼任。
トムにとってApple TV+オリジナルシリーズに出演するのは5月13日(金)から独占配信される予定の時代劇ドラマ『The Essex Serpent(原題)』に続き2作品目。『HOMELAND』にCIA分析官キャリー・マティソン役で主演したクレア・デインズと共にメインキャストを務める。
本作の舞台はヴィクトリア朝時代のイギリス。主人公は未亡人になったばかりで、ロンドンからアルドウィンターの小さな村へ引っ越して来たコーラ。虐待されていた結婚生活から解放されて回復しつつあった彼女は、エセックス・サーペント(エセックスの蛇)として知られる神話上の生き物が、この地域に戻ってきたという地元の迷信に興味を持つようになる―。
トムの出演するそのほかのTVシリーズ『ロキ』はDisney+ (ディズニープラス)で配信中、『ナイト・マネジャー』はAmazon Prime Videoにて配信中。Apple TV+『The Essex Serpent(原題)』は5月13日(金)より独占配信スタート。(海外ドラマNAVI)