花粉の季節 “ある理由”で注意が必要 広島
これから本格的な花粉シーズンを迎えますが、今年はある理由で花粉症の方は注意が必要ということです。傾向と対策を取材しました。
去年に引き続きやってくるコロナ禍の花粉シーズン。
ウェザーニューズが発表した今年の花粉予想では広島の飛散量は平年並み。スギ花粉が飛び始めるのは今月中旬ごろから。
花粉の季節がもうそこまで迫っています。
八幡美咲アナウンサー「きょうは立春ですが、ことしは花粉症で困ったことがあるんです」
今年はオミクロン株の感染拡大が花粉症に影響するというのです。
広島アレルギー呼吸器クリニック 保澤総一郎院長「少し熱がある、鼻水が出るくしゃみが出る、のどが痛いと言ったことで調べてみたらオミクロンだったと言う方もいます。症状と花粉症と言うものがとても似ているところがあります。皆さん不安になるんじゃないかなぁと思います」
花粉症とオミクロン株の症状、似ているのは鼻水、鼻づまり。
見分けるには花粉症の場合、目のかゆみ、涙目といった症状に特徴があるといいます。
保澤総一郎院長「鼻が詰まっていると口呼吸になってしまうのでオミクロンに感染しやすいです。花粉症の方も花粉症かどうかではなく、しっかりした治療を受けられることがオススメ」
花粉症に悩んでいる人は、今年は特に早めに治療することが重要だといいます。
保澤総一郎院長「花粉症歴ある方は治療をしっかりやっておくこと。特にこのオミクロンの時期は(花粉症の)症状が出てからじゃなくて始めておく。普段よりもあつめの治療されておくのがポイントだと思います」