砂糖が固まるのはなぜ?理由と対策を学んでストレス解消
砂糖が固まる理由とは?
乾燥している
砂糖が固まる原因のひとつが、乾燥です。砂糖は固まりやすい性質であるため、一般的な砂糖は液体でコーティングされています。そのため、乾燥していないときはサラサラの状態です。しかし乾燥することでコーティングが剥がれ、砂糖の結晶同士がくっついて固まってしまいます。
湿気を吸っている
砂糖が湿気を吸っていても、固まってしまいます。砂糖は湿度が高いと溶け、どろどろになった粒同士がくっついてしまうことが原因です。一度くっつくと、元に戻すのはむずかしいので、砂糖は湿度の変化が高い場所には置かないようにする必要があります。
固まった砂糖をサラサラに戻す方法4選
1. キッチンペーパーを使う
固まってしまった砂糖を元に戻すのは、キッチンペーパーがあると簡単です。キッチンペーパーを使う場合は、以下の手順で戻していきます。
1. キッチンペーパーに水を吸わせる
2. 水を吸ったキッチンペーパーを固く絞る
3. 砂糖の容器の中にキッチンペーパーを入れる
2. 食パンを使う
キッチンペーパーがない場合は、食パンでも構いません。食パンにはほどよく水分が含まれているので、キッチンペーパーと同じ原理で砂糖をサラサラにすることができますよ。
方法はとても簡単で、食パンを砂糖の容器に加えるだけ。ただし、食パンは賞味期限が切れたまま放置すると腐ってしまいます。入れっぱなしにしないように、注意しましょう。
3. 霧吹きを使う
砂糖が固まってしまう原因は乾燥にあるため、霧吹きを使う方法も有効です。固まっている砂糖に霧吹きで水分を吹きかけ、密閉できる容器に数時間入れるだけ。霧吹きだと水分を均一に吹きかけられるので、とても簡単に砂糖をほぐすことができます。
4. 電子レンジで加熱する
電子レンジを活用することも有効です。電子レンジを使う場合は、以下の手順で進めていきましょう。
1. 固まった砂糖を耐熱容器に移す
2. 様子を見ながら1分間加熱する
3. まだ固まっている場合は30秒追加する
砂糖が固まらないようにするための予防法3選
1. 湿度・温度の変化が少ないところで保管する
砂糖を保管するときは、湿度や温度の変化が少ないところを選びましょう。湿度・温度が高いと砂糖の粒同士がくっついてしまい、砂糖が固まる原因になります。また、砂糖はほかの調味料のように冷蔵庫で管理するのは避けましょう。冷蔵庫の中は乾燥しやすいため、向いていません。
2. 密閉容器で保管する
砂糖の保管容器は、密閉できるものがベストです。砂糖は乾燥や湿気に弱く、外気にさらすと固まりやすくなってしまいます。おすすめの方法は、砂糖を小分けにしてチャック付きの袋で保管すること。小分けにすることで袋を開ける頻度が少なくなり、固まりにくくなります。
3. 袋のまま保存しない
砂糖は購入した際の袋のまま保存しないようにしましょう。市販の砂糖の袋は、開けていない状態であれば問題ありません。しかし一度封を切ってしまうと、チャックが付いていないので外気が入りやすいです。そのため、チャック付きの保存袋や密閉できる容器に移し替えることをおすすめします。
サラサラ砂糖で調理中のストレスを解消!
砂糖は乾燥や湿気によって固まってしまいます。一度固まってしまった砂糖は、水分を吹きかけることで元に戻せますよ。また、密閉容器で保管するなどの工夫を加えることで、砂糖をサラサラの状態で保存できます。
何が原因か、どんな対策ができるのかを本記事で確認し、ぜひ生活に役立ててみてください。きちんと対策をし砂糖をサラサラのままキープして、調理中のストレスを解消しましょう。