業務スーパーにある『さば生姜煮』はふっくら濃厚で丼めしスタイルもおすすめしたい
業務スーパーで販売されている『さば生姜煮』をご存じでしょうか。
冷凍の煮魚です。ふっくら柔らかなさばの食感と、刻み生姜の爽やかな後味が魅力的。味付けが素直すぎてちょっと没個性ですけど、時短で用意できる簡単おかずとしてそこそこ便利な一品ですよ。
東洋冷蔵|さば生姜煮|316円
業務スーパーでは316円(税込、税抜293円)で販売中です。煮汁と一緒に冷凍された冷凍さばが2切れ入ったパックが3袋入り(合計6切)。内容量のグラム数は未記載で、実測値は約291g。カロリーは2切あたり209kcal(脂質 14.3g、食塩相当量 1.2g)。さばの原料原産地はアイスランド、加工地は中国。輸入者はアイスランディックジャパン、販売者は東洋冷蔵。
『さば味噌煮』(2切×3袋・316円)と『さばみぞれ煮』(2切×3袋・316円)のシリーズ品です。いずれも『さば味付け缶詰』(190g・93円)などの格安缶詰に比べれば高いものの、手頃と言ってよい範囲に収めた価格設定ですね。
調理は本品1袋をそのまま熱湯に入れて約5分加熱するだけ。または冷蔵庫に置くか流水に当てて軽く解凍したのち、耐熱容器に移してラップをかけてから電子レンジ(500W)で約1分チンしてもOKです。仕上がりはほとんど変わらないので、楽な調理方法を選べば問題ありません。
味付けのベースは醤油と砂糖。みりんの甘みも強いせいか、濃いは濃いけど単調な印象は否めません。
細かく刻んだ生姜の風味は主張しすぎず、後味をさっぱりと引き締める程度。シリーズ品と同様にさばの品質は優秀なので、白米のお供としては及第点といったところでしょうか。
小骨の少なさ、ふっくらした口当たり、脂のりの良さ、どこを取っても格安さば缶よりは満足度高め。煮汁が多いので丼飯にも向いてますし、生姜煮特有の辛味が控えめで食べやすいのも好印象です。
ただ、あえて言えばシリーズ品と比べて味付けの差別化が弱く、そこまで代わり映えはしません。とにかく無難に白米おかずを確保しておきたい時にどうぞ。
特徴をまとめると以下のようになります。
アイスランド原産のさばを醤油と生姜で煮込んだ冷凍惣菜醤油だれの濃いめの甘辛味を生姜のさっぱり感でまとめたバランスの良い味付けシリーズ品と大差がない没個性な仕上がりなので、店頭で見かけたものを選べばOKさば自体のクオリティを重視するなら『骨取りさば塩焼き』(3切・321円)などもおすすめ