石垣島で自主トレを行う佐野泰雄と盒狂成 [写真提供=埼玉西武ライオンズ]

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◆ 「チームが優勝するために」

 西武の郄橋光成投手(24)と佐野泰雄投手(28)が15日、沖縄県石垣市で行っている自主トレ後にコメントを発表。

 互いに「順調」とここまでの歩みに手ごたえを感じているようだ。

 この日は午前中にウォームアップとキャッチボールを行った後、郄橋は「今年初めてのピッチング」という立ち投げを実施。

 マウンドではない平地から、ストレートのみの約40球。「良い感じで投げることができたと思います」と振り返る。

 午後はウエイトトレーニングを行い、155キロのダンベルを挙げるなどパワーアップにも精力的に取り組んだ。

一方の佐野は「1月6日から(練習日は)ほぼ毎日ブルペンに入っています」と、この日もブルペンで投げ込み。

 「今日は50球くらい、真っすぐを中心に最後は少し変化球も投げました。いい球もありましたが、しっかりフォームを固め、そして定着させていきたいという想いです」と感触を語っている。

 2014年のドラフト1位で指名された郄橋光成と、ドラフト2位で指名された佐野泰雄という2人。高卒と大卒という違いはあれど、プロ8年目を迎える今季はともに柱としてチームを支えるはたらきに期待がかかる。

 最下位からの逆襲へ、2022年はチームを勝利に導く郄橋−佐野の"同期リレー"に期待したい。

◆ コメント

▼ 郄橋光成

ここまでは順調に来ていると思います。

まだこの自主トレでブルペンには入っていませんが、今日は今年初めてのピッチングを行いました。

キャッチャーの方に座っていただいて、僕は平地(マウンドではない場所)から投げました。

(40球前後)

真っすぐのみでしたが、いい感じで投げることができたと思います。

この自主トレでは「スピードを上げるための無駄のないフォームをつくる」ということをテーマにしています。

昨年に比べてこの投球フォームに特化した練習というのが増えました。

2月1日のキャンプインで100%に持って行くというよりも、そこに向けて地道にしっかりフォームを固めていきたいと思っています。

このまま怪我無くキャンプに入り、今シーズンはとにかく優勝に貢献する投球をしたいです。

▼ 佐野泰雄

気候も良く、ここまで順調に調整できていると思いますし、自分自身やりたいことを消化できていると思います。

この自主トレでは、投球フォームの無駄をなくすということを重点においてやっています。

1月6日からはほぼ毎日(練習日)、ブルペンに入っています。

今日は50球くらい、真っすぐを中心に最後は少し変化球も投げました。

いい球もありましたが、しっかりフォームを固め、そして定着させていきたいという想いです。

2月1日のキャンプインからベストパフォーマンスができるようにしたいですし、初日からアピールしたいです。

チームが優勝するために、任せていただいたところでしっかり投げていきたいです!

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